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「サックス初心者向け」基本の種類や仕組み・相場・選び方を紹介!

当記事では、サックスの種類や音が出る仕組みを解説いたします。サックスは、吹奏楽やジャズのほか、ポップスやロックなど幅広いジャンルで活躍する楽器です。

中学高校の吹奏楽で演奏される身近さから、よく知られている楽器でもあります。しかし、初心者には少しハードルが高いと感じている方もいらっしゃるでしょう。

価格相場や選び方なども紹介しておりますので、サックスを始めるかご検討中の方は、ぜひご覧ください。

サックスを始める前に初心者が押さえておきたいこと

サックスを始める前に初心者が押さえておきたいこと

サックスは、初心者も比較的音が出しやすく、バンドからソロまで楽しめる人気の楽器です。サックスを始める前に、サックスがどのような楽器なのか知っておきましょう。

ここからは、下記の内容について解説いたします。

✔︎ サックスはどんな楽器?
✔︎ サックスの音が鳴る仕組み
✔︎ サックス以外にそろえるもの

サックスはどんな楽器?

サックスは、アルトサックスやテナーサックスなど、多くの種類をもつ木管楽器です。

正式名称はサクソフォン(Saxophone)といい、製作者である「アドルフ・サックス(Adolphe Sax)氏」の名前に由来しています。

サックスは、天然素材の葦(あし)から作られた「リード」を使用して音を出します。

本体は、トロンボーンやトランペットと同じ金属で製造されているため、金管楽器と外見は同じです。しかし、唇を振動させない演奏方法の管楽器であることから、木管楽器に分類されています。

サックスの魅力は、クラシックからジャズまでジャンルを問わず演奏ができることです。吹き方によって、やわらかな音から力強い音まで奏でられます。

サックスの音が鳴る仕組み

サックスは、リードの振動によって音が鳴る楽器です。マウスピースに息を吹き込むとリードが振動し、管体に伝わることで音を増幅させます。

サックスの管体は吹込管(ネック)、二番管(ボディ)、U字管(ボウ)、朝顔管(ベル)の4つで構成されています。

管体にはトーンホールと呼ばれる音孔が25個付いており、蓋のような丸いパットを指で押さえると、トーンホールが塞がり音階を変えられる仕組みです。

サックス以外にそろえるもの

サックスの演奏を楽しむためには、音を出すパーツやお手入れ道具など、楽器本体以外にもそろえるべきアイテムがいくつかあります。

ここからは、サックスを始めるときに欠かせない必需品を紹介いたします。

リードサックスはシングルリードを使用します。リードはさまざまなメーカーから販売されており、メーカーごとに特性が異なります。デリケートですぐに先端が割れてしまうため、ケース付きリードの購入がオススメです。
マウスピース/リガチャーマウスピースは、ネックの先端に取り付けるパーツです。リードを支えるための部品「リガチャー」とセットで使用します。
リガチャーは、ニッケルやゴールドなど、仕上げ方によって音の振動が変わる重要なパーツです。
お手入れ用品サックスのお手入れ用品には、楽器表面を拭くポリシングクロス、ネックの内側に付着した水滴を取り除くクリーニングスワブなどがあります。マウスピースの滑りをよくするコルクグリスも必須です。
チューナー演者は、演奏をする前に楽器の音程を調整する必要があります。チューナーがあれば、聞き分けられない些細な音程の違いを判別できます。
チューナーは、目盛りに純正律と印が付いたものを選びましょう。目盛りの中央へ印がくるようにあわせると、簡単に調律ができます。
メトロノームメトロノームは、演奏時のリズム感覚をつかむために必要な道具です。振り子式と電子式があります。
振り子式は、「水平な場所を確保する」「定期的にネジを巻く」などの条件があるため、手軽で場所も選ばない電子式がオススメです。

楽器を注文するときに、付属品以外のアイテムを「初心者セット」として購入する方法もオススメです。

サックスの基本的な種類4つ

サックスの基本的な種類4つ

サックスは、音域ごとに多くの種類が存在します。製作者「アドルフ・サックス氏」は、サックスだけでオーケストラを演奏するために、14種類ものサックスを発明したのです。

現在、吹奏楽やジャズなどで一般的に使用されているのは、以下の4種類です。

ソプラノサックス
アルトサックス
テナーサックス
バリトンサックス

ここからは、4つのサックスがもつ主な特徴を紹介いたします。

ソプラノサックス

ソプラノサックスは、明るく華やかな高音域の音色が特徴で、主にメロディーを担当しています。クラリネットのように、管体の先がU字に曲がっていない直管型です。

近年では、先端がカーブしたソプラノサックスも、さまざまなメーカーから販売されています。サックスの中ではサイズが一番小さく、およそ1kgほどと軽量です。

高い音程を調節することが難しい反面、少量の息を吹き込むだけで簡単に音が出せるため、初心者に向いているといえるでしょう。

アルトサックス

アルトサックスは、中音域を担当する楽器です。経験者であれば、アルトサックスを思い浮かべる方も多いでしょう。

人の歌声に近い音色や、主旋律から副旋律まで対応する音質も魅力です。

アルトサックスは、ほかの種類と比較すると音が出しやすい楽器です。音程のコントロールが簡単で、表現の幅も広いため、花形やソロを吹きたい方に向いています。

アルトサックス専用の楽譜も数多く存在するため、サックス初心者にも人気のある種類です。

テナーサックス

テナーサックスは、中音域から低音域を担当する楽器です。ソプラノサックスより、1オクターブ下の旋律を担当しています。

テナーサックスの魅力は、深みのある音色です。ジャズで使用されることが多く、豊かな中低音を響かせるテナーサックスを、最初の楽器にと選ばれる方も。

音を出すためにある程度の肺活量を必要としますが、音程のコントロールが簡単な種類でもあります。

バリトンサックス

バリトンサックスは、低音域を担当する楽器です。アルトサックスより1オクターブ低く、楽曲全体を支える旋律を担当しています。

バリトンサックスの特徴は、お腹に響くような落ち着いた音です。低音担当として、サックス4重奏には欠かせない楽器でもあります。

安定した音を奏でるためには、多くの肺活量が必要です。楽器自体も大きく重さがあるため、少々値が張ります。

しかし、柔軟性や低音域の表現力は、ほかの種類と比べても圧倒的な存在を放ちます。

「初心者向け」サックスの相場は?

「初心者向け」サックスの相場は?

サックスは、新品だけでなく中古品も販売されています。管体の素材や年式によって、幅広い価格帯の中から選ぶことが可能です。

長期使用をお考えであれば、新品や品質のよいサックスをオススメします。

約10万~20万円のサックスを選ぶと、実力が上がっても納得のいく音を奏でられるでしょう。中古品であれば、約2万円〜のサックスも販売されているため、お手軽に始めたい方や練習用にオススメです。

「初心者向け」サックスの選び方を解説

「初心者向け」サックスの選び方を解説

初心者がサックスを選ぶ際は、好きな音色や音楽ジャンル、使用シーンなどさまざまなポイントを押さえることで、具体的なサックスの種類や価格帯が調べられます。

以下では、初心者向けにサックスの選び方をいくつか紹介いたします。

音色楽器は決して安くないため、演奏を続けるなら好きな音色の楽器を選ぶことが非常に重要です。サックスの動画や音楽を見たり聴いたりして、心惹かれる種類をチェックしましょう。
ジャンル曲調によって、求められるサックスの音色は異なるため、演奏したい楽曲ジャンルを決めるのもよいでしょう。
アップテンポな曲調の楽曲を演奏したい場合、低音域を担当するテナーサックスやバリトンサックスだと対応が難しいことも。

ジャズのような即興を楽しむ楽曲ならば、ソプラノサックスからバリトンサックスまで、好みの種類を選べるでしょう。
使用シーン部活や趣味など、使用するシーンが決まれば、楽器選びがスムーズに行えます。趣味として音楽教室に通う場合と、吹奏楽などの部活に入って演奏する場合では、演奏シーンが大きく異なるためです。
ほかの楽器と共演するバンドや楽団では、クオリティーの差が音に現れます。

そのため、選び方を間違えると、曲の雰囲気を乱す原因につながる可能性も。ある程度の価格帯で品質のよい楽器を選びましょう。
メーカーほしいサックスの種類や価格帯が決まったら、メーカーで選ぶこともオススメです。サックスでは日本を代表する楽器メーカー「YAMAHA」「Yanagisawa」や、サックス界の老舗であるフランスの「H.Selmer」などが有名です。

YAMAHAは日本製で価格帯が広く、ジャンルを問わずさまざまなサックスを販売しているため、ぜひチェックしてみてください。

初心者にオススメなのはアルトサックス

サックスを始めるときは、音質や音域の広さが魅力のアルトサックスがオススメです。

アルトサックスは、初心者でも音を出しやすく、ジャンルを問わず演奏が可能なため初心者からも人気があります。

アルトサックスを購入するときは、「エントリーモデル」を探すこともオススメです。エントリーモデルは、同じモデルの中でも低価格帯の機種を指します。

購入価格が控えめながら、品質も保証されているため、長期的に愛用できるでしょう。

まとめ

サックスは、本体が金属でありながら、唇を振動させない演奏方法の管楽器であるため、木製楽器に分類されています。

マウスピースに息を吹き込むとリードが振動し、それらが管部に伝わることで音が出る仕組みです。また、「ソプラノサックス」「アルトサックス」「テナーサックス」「バリトンサックス」と、さまざまな種類があるのも特徴です。

初めての方がサックスを選ぶときは、演奏したいジャンルやシーンで決めるのがよいでしょう。

一般的には、アルトサックスが人気の傾向であり、専用の楽譜も数多くあるため初心者にオススメです。

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