レッドゴールドとは?特徴やメリット・デメリットを解説
ひと言でゴールドといってもさまざまな色合いがあり、その中でも「レッドゴールド」は、希少性の高い色として人気を集めています。
この記事では、
・レッドゴールドとはどのようなゴールドか
・ピンクゴールドとの違い
・レッドゴールドのメリットとデメリット
などを解説していきます。
レッドゴールドにご興味のある方や、レッドゴールドを使ったジュエリーの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
目次
レッドゴールドとは
金に銀や銅などほかの金属を混ぜることで、金本来の色合いとは異なる色合いが生まれます。
色味を帯びたゴールドは「カラーゴールド」と呼ばれ、その代表的な例として挙げられるのが、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドです。
そして、今回ご紹介するレッドゴールドもカラーゴールドの1つ。
ここでは、「レッドゴールドにはどのような金属が使われているのか」「似ているカラーゴールドであるピンクゴールドとの違いは何か」を見ていきましょう。
レッドゴールドは割金に銅を使用
カラーゴールドを作るために混ぜられる金以外の金属は、「割金」と呼ばれます。
レッドゴールドは、割金として銅を使用することで赤みを帯びた色合いに。その色合いから「赤金」と呼ばれることもあります。
ジュエリーなどに使われるレッドゴールドの純度はさまざまですが、中でも「金75%:銅25%」の「K18」が一般的。そのほかに、「金58.5%:銅41.5%」の「K14」が使われることもあります。
また、レッドゴールドを使った製品には「RDG」の刻印が施されます。
ピンクゴールドとの違い
レッドゴールドに比較的似ているカラーゴールドとして挙げられるのが、ピンクゴールドです。これら2つの違いはどこにあるのでしょうか。
ピンクゴールドは割金として銅や銀、パラジウムを使用。これに対してレッドゴールドは、割金に銅のみを使用するのが基本です。
レッドゴールドはピンクゴールドより銅の割合が高いので、赤みがより強くなります。
レッドゴールドのメリット
ここからは、レッドゴールドが持つ以下のメリットをご紹介します。
・変形や傷に強い
・個性ある輝きを楽しめる
・つけ心地が軽い
それぞれについて、見ていきましょう。
変形や傷に強い
純金はやわらかい素材で、普段使いのジュエリーにはあまり向いていないといわれています。
こうしたデメリットを補うために使用されるのが、割金です。割金を混ぜて強度を高めることで、変形や傷に強くなります。
銅は数ある金属の中でもとくに硬度が高く、耐久性に優れた素材です。こうした特徴を持つ銅を割金として使用しているレッドゴールドは、変形や傷に強いのが特徴です。
レッドゴールドはその優れた耐久性から、ピアスやネックレス、指輪など、日常使いのジュエリーによく使用されています。
個性ある輝きを楽しめる
カラーゴールドの中でも定番のカラーは、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドの3色。
一方でレッドゴールドは、日本での流通量があまり多くありません。
周りの人と被りにくいので、個性ある輝きを楽しめるでしょう。
つけ心地が軽い
レッドゴールドは純金に比べてつけ心地が軽く、大ぶりのジュエリーを長時間つけていても負担になりにくいのが特徴です。
その理由は、割金として使われている銅は高い硬度を持つだけでなく、軽い性質も有しているから。
「18金→14金→10金」のように銅の割合が多いほど、より軽くなります。
レッドゴールドのデメリット
こうしたメリットのあるレッドゴールドですが、以下のようなデメリットも存在します。
・変色することがある
・サイズ直しが難しい
・金属アレルギーのリスクがある
それぞれについて、見ていきましょう。
変色することがある
レッドゴールドは、純金に比べて変色しやすい素材です。なぜなら、変色リスクの高い金属である、銅を含んでいることが理由です。
レッドゴールドは、汗や皮脂、化粧品などと反応して酸化すると、くすんだり黒ずんだりすることがあります。
変色を防ぐには、使用後にやわらかい布で拭き取るなどのお手入れが大切です。空気に触れることで酸化が進みやすくなるため、保管時はチャックつきビニール袋などに入れておくのもよいでしょう。
サイズ直しが難しい
レッドゴールドは硬い素材で傷つきにくいというメリットがある一方、その硬さゆえ加工しにくく、サイズ直しが難しいという懸念点もあります。
とくに指輪は、年齢を重ねるにつれてサイズが合わなくなり、サイズ直しが必要になることも珍しくありません。
そのため、レッドゴールドの指輪を購入する際は、サイズを慎重に選ぶようにしましょう。万が一サイズ直しが必要になったときに対応可能なのかどうか、購入前に確認しておくことも大切です。
金属アレルギーのリスクがある
レッドゴールドは純金と比べて、金属アレルギーが出やすいのも懸念点です。
純金は金属アレルギーのリスクが低いことで知られています。一方、レッドゴールドに使われている銅は、金属の中でもとくにアレルギーリスクが高いとされているのです。
アレルギー体質の方などは、レッドゴールドを身につけてもよいか慎重に判断する必要があるでしょう。
レッドゴールドは希少性の高いカラーゴールド
レッドゴールドは日本での流通量がまだ少なく、レアなカラーゴールドといえます。
個性的な色合いにご興味のある方や、人と被りにくいカラーゴールドをお探しの方は、レッドゴールドの取り扱い店舗に足を運んでみるのもよいかもしれません。
また、買取福ちゃんでは、カラーゴールドを含む、金・貴金属を買取中です。
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