ピンクゴールドとは?特徴や取り扱い時のポイントも解説
ピンクゴールドは可愛らしい色合いが魅力で、女性向けのリングやネックレスなどに多く使用されています。
この記事では、
・ピンクゴールドとはどのようなゴールドか
・ピンクゴールドの性質
・ピンクゴールド取り扱い時のポイント
をご紹介します。
ピンクゴールドにご興味のある方や、ピンクゴールドを使ったジュエリーの購入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ピンクゴールドとは
ピンクゴールドとは、その名前のとおりピンク色を帯びたゴールドで、可愛らしい色合いが魅力です。
純金に銅や銀、パラジウムなどの金属(割金)を混ぜることで、こうした色合いを生み出しています。
使用する割金の比率に決まりはなく、比率によって色合いが変化。具体的には、銅の比率が増えるとピンク色が濃くなり、少なくなれば淡くなります。
また、ピンクゴールドを使ったアイテムには「PG」の刻印が施されます。たとえば、18金のピンクゴールドなら「K18PG」のように表記されるのが一般的です。
ピンクゴールドの性質
ピンクゴールドの性質には、以下のような特徴があります。
・耐久性が高い
・金属アレルギーを起こすことがある
・変色しやすい
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
耐久性が高い
ピンクゴールドは純金と比べて硬く、傷つきにくいのが特徴です。
このような耐久性の高さは、割金が関係しています。
金は純度が高いほどやわらかく、「24金(純金)」の製品は傷つきやすい性質があります。そのため、日常使いに適したジュエリーでは、割金を混ぜて強度を高めた「18金」「14金」などを使用することが一般的です。
ピンクゴールドの場合、金属の中でもとくに硬度が高い銅を割金として使用。これにより、傷や変形に強くなります。
18金と24金の違いについて詳しくはこちら↓
「18金(K)」「24金(K)」の違いって何?「金」特有の24分率とは?
金属アレルギーを起こすことがある
ピンクゴールドは、人によっては金属アレルギーを起こすことのある素材です。
これは、割金として使われている銅とパラジウムが、数ある金属の中でもアレルギーリスクが高いとされているからです。
そのため、金属アレルギーをお持ちの方やアレルギーが心配な方は、購入を慎重に判断することをオススメします。
変色しやすい
ピンクゴールドは、純金に比べて変色しやすいため注意が必要です。
ピンクゴールドに含まれる銅は酸化しやすく、この酸化が変色につながるからです。
なるべく変色しにくいピンクゴールドを選びたい場合は、純金の割合が高い「18金」のピンクゴールドがオススメ。
ただ、18金だからといって変色する可能性がゼロというわけではありません。
取り扱いには十分な配慮が必要です。
そこで以下では、ピンクゴールドを取り扱うときのポイントを詳しく解説していきます。
綺麗な状態を保とう!ピンクゴールドの取り扱い時のポイントとは
ピンクゴールドの取り扱い時のポイントとして、以下が挙げられます。
・入浴前にジュエリーを外す
・着用後はやわらかい布で拭き取る
・中性洗剤を使って洗浄する
・プロにクリーニングを依頼する
それぞれについて見ていきましょう。
入浴前にジュエリーを外す
ピンクゴールドジュエリーをつけたまま入浴すると、水や硫黄成分と反応して変色してしまうことがあります。そのため、入浴前はジュエリーを外すようにしましょう。
万が一つけたまま入ってしまった場合、出たあとにしっかりと水分を拭き取ることが大切です。
着用後はやわらかい布で拭き取る
ピンクゴールドジュエリーを着用している間に、汗や皮脂、化粧品などがついてしまうことはどうしても避けられません。ただ、そのままにしておくと変色が進むため、着用後はやわらかい布で拭き取りましょう。
その際、ジュエリー専用のクロスや眼鏡拭き、セーム革など、やわらかい布を使うのがオススメです。
中性洗剤を使って洗浄する
布で拭き取っても取れない汚れがついている場合、中性洗剤を使って洗浄する方法もあります。
洗面器もしくはコップにぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴垂らしたら、そこにピンクゴールドジュエリーを5〜10分ほどつけ置きします。その後やわらかいブラシでやさしく磨き、水で洗い流してから水分を拭きとれば完了です。
ただし、装飾されている宝石の種類によっては、ぬるま湯や中性洗剤を使えないこともあるため、事前に必ず確認しましょう。
たとえば、ダイヤモンドやルビーはぬるま湯や中性洗剤を使えますが、真珠やエメラルドは使えません。
※上記の内容は、あくまでも参考情報です。お手入れに際して、なんらかの損害が発生した場合でも、当方は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
プロにクリーニングを依頼する
自宅でお手入れしても変色が改善しない場合や、ご自身でのお手入れに不安を感じる場合は、プロにクリーニングを依頼するのも1つの方法です。
購入店舗では、基本的なクリーニングであれば無料で対応してくれることも。また、貴金属のメンテナンスを専門とする業者も多く存在します。
状態の良いピンクゴールドなら高価買取も狙える
ピンクゴールドは、可愛らしい色合いや耐久性の高さが魅力のゴールドです。
純金と比べて変色のリスクは高いものの、お手入れ次第で、綺麗な状態を長く保てます。お品物の状態が良ければ、万が一買取に出すときも、高額査定を狙えるでしょう。
ピンクゴールドの買取を検討されることがございましたら、ぜひ買取福ちゃんにご相談ください。
福ちゃんには金・貴金属の知識が豊富な査定士が在籍しており、お品物の価値をしっかりと見極めることが可能です。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)