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九谷焼の巨匠・北出不二雄の世界とその魅力|傑作『彩陶 山麓の村』の買取実績もご紹介

九谷焼を代表する巨匠「北出不二雄」の傑作、彩陶 『山麓の村』を福ちゃんが買取いたしました。

天皇陛下への献上品も手がけた北出不二雄の作品は、その高い芸術性と希少性からコレクターの間で高い人気を誇ります。日展など数々の賞を受賞し、九谷焼界を牽引した北出不二雄の魅力を、福ちゃんでの彩陶『山麓の村』買取実績とともにご紹介します。

北出不二雄が編み出した独自の装飾技法や、名窯「青泉窯」との関係など、知られざるエピソードも満載です。

北出不二雄の作品売却をお考えの方は、ぜひ買取福ちゃんへご相談ください。専門の査定士が、お客様の作品を丁寧に査定し、作品に価値に見合った買取価格をご提示いたします。

北出不二雄作『彩陶 山麓の村』の買取価格と査定ポイント

北出不二雄『彩陶 山麓の村』の買取価格

福ちゃんでは、九谷焼の巨匠「北出不二雄」の傑作、彩陶『山麓の村』を2万円で買取いたしました。

この彩陶『山麓の村』は、奥行きのある山麓の風景を繊細に表現した美しい花器です。裏には「不二」の刻印、付属の共箱には「不二雄」のサインと落款があり、北出不二雄の真作であることが証明されています。

中東の陶器研究に造詣が深かった北出不二雄らしい、ペルシア陶器の影響を感じさせる文様と、九谷焼の伝統的な絵付けが見事に融合した作品であり、その高い芸術性と希少性から2万円での買取となりました。

福ちゃんでは、北出不二雄をはじめとする、九谷焼の巨匠の作品を積極的に買取しております。

また、陶磁器全般の買取にも力を入れており、経験豊富な査定士がお客様の大切な作品を一つひとつ丁寧に査定 し、適正な価格をご提示いたします。

無料で査定を承っておりますので、ご売却をお考えの際は、ぜひお気軽に福ちゃんへご相談ください。

⚠︎CAUTION!
当記事でご紹介している買取価格はあくまでも目安です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は骨董品買取業者にご確認ください。

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北出不二雄の「軌跡」と「装飾技法」

北出不二雄の「軌跡」と「独自の装飾技法」

九谷焼界に新風を巻き起こした巨匠、北出不二雄。

その類まれなる才能と情熱は、伝統的な九谷焼に革新をもたらし、新たな魅力を引き出しました。

ここでは、北出不二雄の輝かしい経歴と、彼が編み出した独創的な装飾技法について詳しく解説します。

天皇陛下への献上品も手がけた「北出不二雄」の輝かしい経歴

1919年、兵庫県に生まれた北出不二雄は、九谷焼の名工である叔父・北出塔次郎の養子となり、幼少期から陶芸の道を歩み始めました。

金沢美術工芸大学陶磁器科を卒業した1950年、日展で初入選を果たすと、その後の活躍は目覚ましく、数々の賞を受賞。その中には、石川県現代美術展「最高賞」(1955年)、朝日陶芸展「優秀賞」(1964年)、日展「特選」・「北斗賞」(1965年)など、権威ある賞も含まれます。

伝統的な九谷焼の技法をベースに、独自の感性と革新的な技術を融合させた作品は、陶芸の世界で高い評価を獲得。1983年には、天皇陛下植樹祭の献上品として『千文字紫地緑彩壺』を制作し、その名声は不動のものとなりました。

2014年に逝去するまで、創作活動だけでなく、展覧会の審査員や後進の指導にも積極的に取り組み、九谷焼界の発展に大きく貢献しました。

北出不二雄の主な受賞歴

1950年:第6回日展 初入選
1955年:第11回石川県現代美術展 最高賞
1964年:第2回朝日陶芸展 優秀賞
1965年:第8回日展 特選・北斗賞
1977年:第1回伝統九谷焼工芸展 最高賞
1978年:第2回伝統九谷焼工芸展 大賞
1980年:第3回伝統九谷焼工芸展 大賞
1981年:第3回新工芸展 東京都知事賞
1982年:加賀市文化功労賞
1983年:天皇陛下植樹祭に御来県献上品『千文字紫地緑彩壺』制作
1987年:第19回日展 内閣総理大臣賞

これらの受賞歴は、北出不二雄の卓越した技術と芸術性が、高く評価されていたことを物語っています。

上述したように、1983年には、天皇陛下植樹祭の献上品として『千文字紫地緑彩壺』を制作。その繊細な色彩と精緻な文様は、九谷焼の新たな可能性を示し、多くの人々に感銘を与えました。

2014年に逝去された後も、彼が遺した作品の数々は今も多くの人々に愛され、九谷焼の伝統を継承する貴重な財産として輝き続けています。

北出不二雄独自の装飾技法とは?

北出不二雄は、ペルシア陶器やマヨリカ陶器など、中東の陶器研究に情熱を注ぎ、そのエキゾチックな文様や色彩を九谷焼に取り入れることで独自の装飾技法を確立しました。

とくに、素地が乾ききる前に文様を細く刻み込み、素焼き後に釉薬をかける技法は従来の九谷焼にはない「繊細さ」と「奥行き」を生み出し、高い評価を得ています。

また、九谷焼の伝統的な五彩を用いながらも、柔らかで温かみのある色彩表現を追求し、北出不二雄ならではの優美で洗練された世界観を確立しました。

これらの革新的な試みは、九谷焼の可能性を大きく広げ、現代の九谷焼にも多大な影響を与え続けています。

北出不二雄輩出の名窯「青泉窯」について

北出不二雄輩出の名窯「青泉窯」

石川県加賀市にある九谷焼の窯元「青泉窯(せいせんがま)」をご存知でしょうか?

青泉窯は、現代の九谷焼に大きな影響を与えた「北出塔次郎」と「北出不二雄」を輩出した窯元として知られています。

初代北出宇与門」によって1868年に開窯され、北出家に代々受け継がれてきましたが、2014年に北出不二雄が亡くなってからは、休止状態が続いています。

しかし、2017年より地元有志や加賀九谷陶磁器協同組合による「青泉窯の再生プロジェクト」がスタートしました。

このプロジェクトは、青泉窯を九谷焼の新たな発信拠点として再活用し、150年以上の伝統技術の継承や若手育成に取り組むものです。

九谷焼の新たな歴史を刻むべく、青泉窯は今、再生に向けて力強く歩み始めています。

北出不二雄の作品買取なら「福ちゃん」へ

北出不二雄は福ちゃんが買取いたします

北出不二雄は、九谷焼と中東陶器を融合させた独自の技法で、数々の賞を受賞した陶芸家です。

彼が遺した作品は、今も多くの人々を魅了しています。

福ちゃんでは、北出不二雄の彩陶『山麓の村』を2万円で買取いたしました。伝統的な九谷焼の文様と、北出不二雄ならではの柔和な色使いを、高く評価させていただいた次第です。

福ちゃんには、骨董品に精通したプロフェッショナルが在籍し、作品の状態や需要だけでなく、作家の功績や市場価値などを総合的に判断しております。そのため、お品物の価値に見合った買取価格のご提示が可能です。

北出不二雄をはじめ、九谷焼やその他の骨董品買取をお考えの方は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。

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