猫好き必見!井上覚造「ブルゴーニュの猫」の価値と福ちゃんの買取実例をご紹介
「ブルゴーニュの猫」など、井上覚造の作品の価値が気になりませんか?
骨董品の買取を行っている福ちゃんでは、井上覚造の油絵「ブルゴーニュの猫」の買取実績がございます。この記事では、福ちゃんでの実際の買取価格に加え、井上覚造の略歴や作品の特徴など、作品価値を理解するための情報を詳しく解説します。
お手持ちの作品の価値を知りたい方、売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
井上覚造『ブルゴーニュの猫』|買取価格と査定ポイントを解説
福ちゃんは、井上覚造の油絵「ブルゴーニュの猫」を12万円で買取させていただきました。
ワインの名産地として名高い「フランス・ブルゴーニュ地方」の美しい田園風景を背景に、愛らしい猫が描かれた当作。繊細な筆致で表現された猫の毛並みは、まるで今にも動き出しそうなほどリアルです。また、作品の左下に記された「K・Inoué」のサインも、真作であることを裏付け、価値を高める重要なポイントとなりました。
井上覚造は、猫をモチーフにした作品で高い評価を得ており、市場でも多くの需要があります。
今回の「ブルゴーニュの猫」も、生き生きとした猫の姿が人々を魅了し、一定の需要が見込まれることから、12万円という査定額となりました。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)
井上覚造:猫を愛した画家の生涯と作品
「猫の井上」の愛称で親しまれた井上覚造。
生涯を通じて猫を題材にした作品を数多く残し、現在でも多くの人々に愛されています。
今回は、井上画伯の生涯と作品について詳しく見ていきましょう。
井上覚造の略歴
1928年:神戸高等商業学校卒業
信濃橋洋画研究所入
小出樽重(こいでならしげ)に師事
1930年:第17回二科展にて『海浜風景』が初入選
1939年:第26回二科展にて『作品A』など3点を出品
二科展特待となる
九宝会所属
1942年:第29回展二科展にて『立華』が“二科賞”を受賞
1945年:二科会所属
1951年:第36回展二科展にて『詩人A』『詩人B』で“会員努力賞”を受賞
1955年:二科会理事就任
1972年:第57回二科展出品作品『猟人日記』で“東郷青児”を受賞
1975年:「句集 青蜥蜴」出版
1977年:第62回二科展出品作品『文明批判序説』で“総理大臣賞”受賞
1978年:二科会常任理事就任
1980年:食道狭窄症のため逝去
猫だけではない!井上覚造の多様な画業
井上覚造は、猫だけでなく、鳥や犬などの動物・人物画・風景画など、幅広いジャンルの作品を残しています。
二科展での活躍に加え、国際展にも出品するなど、その活動は国内にとどまらず、世界へと広がりました。
とくに、1950年代以降はヨーロッパを訪れる機会が増え、現存する猫の絵画の多くも、ヨーロッパの風景を背景にした作品となっています。
晩年は個展にも精力的に取り組み、二科会常任理事として後進の育成にも力を注ぎました。
画家であり俳人!「井上抽象」としての一面
猫の絵で有名な井上覚造は、実は「井上抽象」の俳号を持つ俳人としても知られています。
1975年には、自らの句を集めた句集『青蜥蜴』を出版しました。
この句集は、井上覚造自身が装丁を手掛けたことでも話題となりました。表紙には、井上覚造作の絵に加え、皮やガラスといった異素材が使用され、ほかの本にはない重厚感と独特の風合いが漂います。
句集の中には、井上覚造の句とともに、彼自身が手掛けた絵が挿入されています。句と絵画が織りなす井上覚造の世界観を存分に堪能できる、まさに芸術作品といえるでしょう。
井上覚造の作品、福ちゃんが高価買取いたします!
「猫の井上」として親しまれ、多くの人々を魅了した画家、井上覚造(いのうえかくぞう)。
彼の作品は、猫の愛らしさを捉えたものから、風景画・静物画・そして俳句の世界まで、多岐にわたります。
福ちゃんでは過去に、井上覚造の人気作品の1つ「ブルゴーニュの猫」を12万円で買取させていただきました。繊細な筆致で描かれた猫の毛並みや、背景の美しい田園風景は、井上覚造の卓越した技術と感性を余すところなく表現しています。
福ちゃんは、井上覚造の作品をはじめ、骨董品の買取に力を入れております。
もしお手元に、井上覚造の作品がございましたら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。専門の査定士が、作品の状態や市場価値を丁寧に評価し、お客様にご満足いただける査定額をご提示いたします。
無料査定やお問い合わせは、お電話または買取申込フォームからお気軽にどうぞ。
皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)