メレダイヤの特徴とは？メレダイヤ入りジュエリーの魅力も解説
メレダイヤとは、婚約指輪や結婚指輪の装飾に使われることの多い小さなダイヤモンドです。
この記事では、
・メレダイヤの特徴
・装飾のパターン
・メレダイヤ入りジュエリーの魅力
をご紹介します。
メレダイヤがどのようなダイヤモンドなのかご興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
メレダイヤとは
「メレ（melee）」とはフランス語で「小粒石」を意味する言葉です。その意味から連想されるように、メレダイヤとは小さいサイズのダイヤモンドのことです。
メレダイヤはサイズの明確な基準が定められておらず、国や地域などによって異なります。
ただし、日本ジュエリー協会が発行しているジュエリー用語辞典では、メレダイヤのサイズを0.1カラット（0.02グラム）以下のものとしています。
なお、メレダイヤには鑑定書がつくことがほとんどありません。
これはなぜでしょうか。
鑑定書はダイヤモンド1石に対して1枚発行するルールがあり、1石ごとに鑑定費用が発生します。メレダイヤは1つのジュエリーに複数個あしらわれているケースも多く、鑑定書を発行すると商品の価格が上がってしまうことなどから、鑑定書は原則としてつかないのです。
メレダイヤの装飾パターン
メレダイヤの代表的な装飾パターンとして、ジュエリーの“脇役”として使う方法が挙げられます。
たとえば、メインストーンの脇にメレダイヤを施すことで、メインストーンを引き立てることが可能です。
そのほかに、メレダイヤを“主役”として使う方法もあります。メインストーンをあえて使わず、「パヴェセッティング」と呼ばれる装飾を施したジュエリーは、繊細な華やかさを演出できることから人気です。パヴェセッティングとは、メレダイヤを石畳のように敷きつめる装飾を指します。
また、メレダイヤを等間隔に並べてメインの装飾として楽しむ方法もあります。
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メレダイヤ入りジュエリーの魅力
メレダイヤ入りジュエリーの主な魅力として、以下3つが挙げられます。
・華やかさを演出できる
・ジュエリーの重ねづけに適している
・比較的手頃な価格でダイヤモンドを楽しめる
それぞれについて見ていきましょう。
華やかさを演出できる
ジュエリーにメレダイヤを装飾することで、華やかさを演出できます。
たとえば、装飾のないシンプルな結婚指輪を購入しようか検討している方の中には、「装飾がまったくないと少し寂しい」と感じる方も少なくありません。そうした場合に、1石もしくは数石のメレダイヤが装飾された指輪を選ぶことで、控えめな華やかさを演出できます。
ジュエリーの重ねづけに適している
ジュエリーの重ねづけに適している点も、メレダイヤの魅力です。
重ねづけの例として、大きめのダイヤモンドを施した婚約指輪と、メレダイヤのみが装飾された結婚指輪を重ねづけする方法が挙げられます。この方法で重ねづけした場合、婚約指輪にあしらわれたダイヤモンドの美しさを引き立てられるでしょう。
比較的手頃な価格でダイヤモンドを楽しめる
メレダイヤは、比較的手頃な価格で楽しめるダイヤモンドとして人気を集めています。
ダイヤモンドは一般的に、サイズが大きくなるほど価格も高くなります。そのため、大きめのダイヤモンドが装飾されたジュエリーを購入しようとすると、予算を超えてしまうことも少なくありません。
一方でメレダイヤの場合、サイズが小さいため手頃な価格帯に収まりやすいでしょう。
このような魅力があるメレダイヤですが、小粒な分ホコリがたまりやすいという懸念点もあります。そのため、定期的に拭き取り掃除をしたり、必要に応じて購入店や専門業者にクリーニングを依頼したりする必要があるでしょう。
メレダイヤはジュエリーの装飾に欠かせない存在
メレダイヤを装飾したジュエリーは、華やかさがありながら重ねづけにも適しており、比較的手頃な価格も魅力です。
メレダイヤ入りジュエリーはデザインの幅が広く、同じ数のメレダイヤを装飾していても、デザインによって印象が異なります。
メレダイヤにご興味がある方は、お気に入りのデザインや、ご自身の雰囲気に合うジュエリーを見つけてみるのもよいかもしれません。
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