ヴァシュロンコンスタンタンは人気がないの?買えないというウワサは本当?
「ヴァシュロンコンスタンタンは人気がない」
「ヴァシュロンコンスタンタンは買えない」
という声を耳にします。
実際はどうなのか、真相が気になるところです。
そこで今回は、ヴァシュロンコンスタンタンのウワサにせまっていきます。
人気がないのか、あるのか、ぜひ一緒に確かめていきましょう。
目次
ヴァシュロンコンスタンタンとは
ヴァシュロンコンスタンタンは、世界三大時計の1つであり、雲上ブランドとして知られています。創業から現在まで一度も途切れず、現存する世界最古の時計ブランドです。
ここからは、ヴァシュロンコンスタンタンの歴史と、時計製造における優れた技術をわかりやすく簡潔にお話ししていきます。
歴史
ヴァシュロンコンスタンタンが誕生したのは、1775年のこと。時計職人のジャン=マルク・ヴァシュロンが、スイスのジュネーブに工房を立ち上げたのが始まりです。
息子・孫へと経営が引き継がれ、孫のジャック・バルテルミー・ヴァシュロンの頃から複雑な時計製造に取り組むようになります。
また、フランスやイタリアなど販路を拡大し始めたのも、この頃です。
1819年には、フランソワ・コンスタンタンが共同経営者に加わります。これをきっかけに社名がヴァシュロン&コンスタンタンに変わり、市場を世界中に広げていきました。
なお、ヴァシュロンコンスタンタンには、信条「できる限り最善を尽くす、そう試みることは少なくとも可能である」があります。
これは、フランソワ・コンスタンタンがジャック・バルテルミー・ヴァシュロンに送った手紙に記されていた言葉です。
技術
ヴァシュロンコンスタンタンは、時計製造の中でもとくに複雑機構における高い技術力が特徴です。ミュージカルウォッチのほか、ジョルジュ=オーギュスト・レショーによるパンタグラフ(1839年)は、時計業界に大きな影響を与えました。
これは、ムーブメントの部品を複写して製造する、品質の精度や生産性の向上に役立つ技術です。
そのほか、ヴァシュロンコンスタンタンの技術の高さを物語る出来事の一部を、以下にまとめています。
1907年 | クロノメーター・ロワイヤル 過酷な天候に対応し、大ヒット |
1918年 | パッカードウォッチ 時単位・15分単位で音が鳴るグラン・ソネリ、毎正時のプチ・ソネリ搭載 |
1932年 | ワールドタイム 24のタイムゾーン指定が可能 |
1955年 | 市場最薄の手巻きムーブメント開発 |
なお、ヴァシュロンコンスタンタンは、装飾技術においても優れています。
1906年のミラノ万国博覧会では、クロワゾネ・エナメルとギヨシェ装飾の美しさが評価され、グランプリを獲得しました。
ヴァシュロンコンスタンタンは人気がないのか?
「ヴァシュロンコンスタンタンは人気がない」のではありません。
実は人気である事実が、知られていないだけです。とくに、ヴァシュロンコンスタンタンを代表するオーヴァーシーズの人気は高く、中古市場でも高値で取引されています。
ほかにも、フィフティーシックス・トラディショナル・パトリモニーなどは、長く支持されているロングセラーです。
人気がないといわれる理由
「ヴァシュロンコンスタンタンは人気がない」といわれる理由として、以下の3点が挙げられます。
● 知名度が低い
● 世界三大時計の中では資産価値が低い
● 人気モデルが少ない
上から順に、見ていきましょう。
知名度が低い
「ヴァシュロンコンスタンタンは人気がない」と言われる理由に、知名度が低いことが考えられます。
一般的には、ヴァシュロンコンスタンタンの名前を知っている方は少ないかもしれません。ただし、時計の好きな方にとってヴァシュロンコンスタンタンは、手の届かない雲上ブランドとして知られています。
そのため、持っている人口も少ないのも、知名度が低いといわれる要因でしょう。また、世界三大時計と呼ばれるうちの1つでもあり、実は世界的に有名なブランドなのです。
世界三大時計の中では資産価値が低い
パテックフィリップとオーデマピゲを含む世界三大時計の中で、ヴァシュロンコンスタンタンは資産価値が低いといわれています。
ただし、これは世界三大時計の中で比較した話です。
プレミア価格の付いたモデルもあり、一般的に見ても資産価値は決して低くありません。
人気モデルが少ない
ヴァシュロンコンスタンタンには、人気モデルが少ないといわれているのも、理由の1つです。
ヴァシュロンコンスタンタンの人気モデルといえば、オーヴァーシーズが1番に挙げられます。ほかにも人気モデルが存在しますが、オーヴァーシーズの人気が突出しているのが特徴です。
そのため、オーヴァーシーズ以外の存在感が薄いのは、否定しきれません。
実際のところ、フィフティーシックスやトラディショナルなどのモデルは、時計ファンから多く支持されています。
ヴァシュロンコンスタンタンの時計は買えないの?
ヴァシュロンコンスタンタンの時計は、「買えない時計」としても有名です。
それは、需要に供給が追いついていないからであり、人気のバロメーターでもあります。そもそも、ヴァシュロンコンスタンタンを含む雲上ブランドの時計製造数は、年間で数万個ほどです。
その一方で人気は続いているため、欲しい人の数があふれています。正規店での購入は難しい状況が続き、とくにオーヴァーシーズは買えない時計として知られるようになりました。
ヴァシュロンコンスタンタンの買取について
ここまで解説してきたとおり、年間の製造数が限られ、根強い人気を誇るヴァシュロンコンスタンタン。需要もあるため、中古品でも高い確率で買取してもらえるでしょう。
しかし、中古相場は落ち着きを見せており、今後はさらに下がる可能性も。
「以前より価値が下がったかも……」と、あきらめる前に、ぜひ福ちゃんの無料査定をご利用ください。
福ちゃんでは、ヴァシュロンコンスタンタンを積極的に買取中です。
「年式が古い」「傷や汚れがある」「付属品がない」など、状態を問わずに査定いたします。
オーヴァーシーズだけでなく、フィフティーシックス・トラディショナル・パトリモニーなどのモデルも、喜んで査定させていただきます。
無料査定は、フリーダイヤルまたはWebから、お気軽にお申し込みください。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)