【ワインの飲み頃】っていつ?ワインのピークについて解説

ワインには最もおいしく飲める飲み頃があります。
飲み頃を知ることで、ワインをより一層おいしく楽しんで飲むことができます。
今回の福ちゃんコラムでは、そんな【ワインの飲み頃】についてご紹介!
ワイン初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ワインの飲み頃はいつ?

ワインには最もおいしく飲める「ワインの飲み頃」があります。
赤ワイン・白ワイン問わず、早く飲んだ方がいいタイプ、じっくりと熟成させた方がいいタイプなど、様々な種類があるのが特徴です。
さらに、ワインに使用されているブドウの品種や土壌、収穫した年、保存方法などによってワインの飲み頃も異なります。ワインをおいしく飲むためには、飲もうとしているワインの飲み頃を知っておくことが非常に重要となります。
今回の福ちゃんコラムでは、ワイン初心者の方にもかんたんに理解できるよう、赤ワインと白ワインの飲み頃のポイントについてお伝えさせていただきます。

赤ワインの飲み頃

赤ワインには渋みの元になるタンニンが多く含まれるため、渋みや酸味が強いワインは長期熟成を楽しむものが多いのが特徴です。長いものは、100年の熟成にも耐えると言われています。
コンビニやスーパーで売っているような手頃な価格の赤ワインは、逆に渋みが少なく軽めなので、購入後すぐが飲み頃です。
一般的な赤ワインは収穫から3年以内が飲み頃で、高価格で発売されるような熟成タイプの赤ワインは、もっと寝かせておいた方がおいしくいただけます。
確実な飲み頃は、購入店やソムリエなどに確認するとよいでしょう。

白ワインの飲み頃

白ワインの場合、長く熟成させ過ぎると酸味がぼやけて、新鮮な味わいが薄くなってしまいます。
白ワインならではともいえる、フレッシュなフルーツの風味がなくなってしまうので、一般的には赤ワインよりも飲み頃は短くなります。
辛口系の白ワインの場合、収穫から3~5年が飲み頃で、収穫10年以内に飲みきるのが目安です。
酸味が強いものやポリフェノール含有量が高いものは、比較的保存期間が長い傾向にあります。
甘口系の白ワインは糖分が高いため、保存期間が長いものが多く、長期熟成で甘みを引き立たせて飲むものあります。100年の熟成にも耐えうると言われる高級白ワインも存在します。
赤ワイン同様、確実な飲み頃については購入店やソムリエなどに確認することをお勧めします。

飲み頃を過ぎたワイン

ワインの飲み頃について上述させていただきましたが、「飲み頃を過ぎたワインはどーなるの?」と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、ワインの消費期限と賞味期限に関してご紹介します。

ワインに消費期限はなし

先に結論をお伝えしますが、ワインに消費期限はありません。
飲み頃を過ぎたとしても、ワインは開栓しなければ、基本的にずっと保存しておくことが可能です。
消費期限がないのは、ワインは瓶の中でもずっと熟成が続くお酒だから。
既にお伝えしたように一部の高級ワインにもなると、100年の長期熟成に耐えられるようなワインも存在するほどです。
ただし、消費期限がないとはいえ、ワインは非常にデリケートな飲み物です。おいしく飲むためには保存方法や飲み頃に気を付ける必要があります。

ワインに賞味期限はある

ワインに消費期限はないとお伝えしましたが、賞味期限はあります。消費期限は「安全に飲める期間」のことですが、賞味期限は「おいしく飲める期間」のことだからです。
保存方法に気をつけた上で開栓後はなるべく早く飲まないと酸化が進み、ワインをおいしく飲める期間が過ぎてしまいます。ワインに腐るという概念はありませんが、「おいしく飲める期間」という意味での賞味期限はあります(”飲み頃を過ぎた”という表現をする場合もあり)。
開栓後のワインを少しでも長持ちさせるなら、「ワインストッパー」や「真空ポンプ」を活用するとよいでしょう。

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