サントリーウィスキーとは?【ジャパニーズウィスキー】その1
ジャパニーズウィスキーといえば、「サントリーウィスキー」や「ニッカウヰスキー」が有名ですね。
今回の福ちゃんコラムでは、「響」「山崎」「白州」などで有名な、「サントリーウィスキー」についてご紹介します。
日本特有の上品で繊細な味わい持ち、世界的に高い評価を受けているウィスキーなので知っておいて損はありません。
サントリーウィスキーのことを知れば、これからお酒を楽しく飲むのに役立ちます。
知っておいて損はしない基本知識なので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
サントリーウィスキーとは?
サントリーウィスキーとは、サントリーが日本で生産する高品質なウィスキーのことです。
世界5大ウィスキーの1つ「ジャパニーズウィスキー」として知られ、サントリーウィスキーを代表する「響」「山崎」「白州」などは、世界的にも高い評価を受けています。
近年のハイボールブームや、連続テレビ小説「マッサン」でジャパニーズウィスキーが取り上げられたこともあり、最近ではより一層多くの人々に親しまれていますね。
サントリーウイスキーの歴史
サントリーウィスキーの歴史の始まりは、1923年。
創業者の「鳥井信治郎」氏が、「サントリー山崎蒸溜所」の建設を着手したことがきっかけでした。
1929年には、国産第1号ウィスキーとなる「白札」(現在のサントリーホワイト)が誕生。
しかし、ウィスキーに馴染みのなかった当時の日本人には、白札に含まれていたスモーキーフレーバーは不評でした。
鳥井信治郎氏がウィスキーの改良の取り組み、1937年に誕生したのが「サントリー角瓶」です。
日本人の味覚にあった真のジャパニーズウィスキーとして、ロングセラーを記録。
今でも多くの人々に愛飲されています。
サントリーウィスキーの歴史上で主な出来事としては、下記の3つがあります。
- ・シングルモルトウィスキー「山崎12年」が誕生(1984年)
- ・高級ブレンデッドウイスキー「響17年」が誕生(1989年)
- ・シングルモルトウイスキー「白州12年」が誕生(1994年)
1984年から1994年にかけて、サントリーウィスキーを代表する3つの銘柄が誕生。
海外での認知度も高まると共に、ジャパニーズウィスキーの世界的飛躍にも貢献しています。
サントリー山崎蒸溜所とは
サントリー山崎蒸溜所とは、「日本初」のモルトウイスキー蒸溜所のことです。
上述したようにサントリー創業者で、ジャパニーズウィスキー創業者の一人、「鳥井信治郎」氏が1923年に建設を着手しました。
大阪の山崎にあり、サントリーの主力銘柄である「山崎」を生産しています。
山崎はかつて千利休が茶室を設けた場所で、「名水の地」としても有名です。
宇治川、木津川、桂川の3つの川が合流する立地で、ウィスキー作りに最適な場所とされています。
当時の社長であった鳥井信治郎氏が、スコッチウイスキーの本場「スコットランド」でウイスキー製造を学んだ「竹鶴政孝」氏を、山崎蒸溜所長に任じたエピソードは有名です。
ちなみに竹鶴政孝氏はニッカウヰスキーの創業者で、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる人物としても広く知られていますね。
山崎蒸留所については、下記の記事で詳しくご紹介しております。
興味を持たれた方は、ぜひ合わせてご覧ください。
https://www.fuku-chan.info/column/liquor/6419/
サントリーウイスキーが販売中止!?
2018年にサントリーウィスキーの主力商品、「響17年」と「白州12年」の休売が発表されました。
近年のハイボールブームと、ドラマ「マッサン」の影響であまりの人気ぶりとなり、ウィスキーの原酒が足りなくなってしまったのが原因です。
「響17年」は17年以上、「白州12年」は12年以上寝かせた原酒を使うため、需要に供給が追いつかない状況となっています。
日本を代表するジャパニーズウィスキーとして、世界でも人気があるサントリーウィスキーの発売休止はウィスキー業界をはじめ、愛飲家たちの間でも動揺が広がっています。
発売中止ではなく発売休止のため、販売再開を心待ちにしている方々が多い状態です。
現在流通しているこれらのウィスキーについては、プレミアが付き販売価格が高騰しています。
サントリーウィスキーの種類
世界中で愛されるジャパニーズウィスキーを数々生み出してきた「サントリーウィスキー」。
国産ウィスキーの元祖として、「オールド」や「角瓶」をはじめ、世界的にも飲まれている「山崎」「響」「白州」など、多種多様なジャパニーズウィスキーを発売しています。
今回はその中から、特に高い知名度と人気を誇る3つのサントリーウィスキーをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
サントリーウィスキー「山崎」
日本初のウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」で作られる、シングルモルトウィスキー「山崎」。
シングルモルトとは、単一の蒸留所で作られたモルト原酒だけを使用したウィスキーのことです。
飲みやすさを重視して作られ、サントリーを代表する銘柄として広く知られていますね。
1984年の発売以来、世界中のウィスキー愛好家から高い評価を得ています。
サントリーウィスキー「響」
サントリーの創業90周年にあたる1989年に誕生した、ブレンデッドウイスキー「響」。
ブレンデッドウィスキーとは、モルト(麦芽)とグレーン(穀類)を混ぜて作られたウィスキーのことです。独自の芳醇な香りと、すっきりとした飲みやすさで人気があります。
上述したように「響17年」は現在、販売を休止しています。
サントリーウィスキー「白州」
サントリーが国産ウィスキー作り第二の拠点として1973年に建設した、「白州蒸溜所」で作られるシングルモルトウィスキー「白州」(はくしゅう)。
ウィスキーの品質を決める大きな要素の一つが「水」とされていますが、白州は南アルプスの山々で磨かれたミネラル豊富な地下天然水を利用。香り立ちがよく、スッキリとした味わいが定評です。
「響17年」と同じく、「白州12年」は現在販売を休止しています。
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