コレクターも注目の逸品!1962年「英雄的なキューバ支援」中国切手の歴史と切手買取の価値

1962年に発行された中国切手「英雄的なキューバ支援」をご存知でしょうか。「バティスタ政権」が崩壊した後のキューバを率いた「フィデル・カストロ」指導者と、アメリカとの闘争をテーマとした中国切手です。本記事では、この切手の歴史的価値と切手買取における注目ポイントついて解説します。
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「英雄的なキューバ支援」切手とは

コレクターも注目の逸品!1962年「英雄的なキューバ支援」中国切手の歴史と切手買取の価値

1962年に中国で発行された特殊切手「英雄的なキューバ支援切手」は、キューバ革命後の歴史的事件である「ピッグス湾事件(コチノス湾事件)」を背景に、キューバへの連帯を示すために作られました。

ピッグス湾事件は、1961年4月17日にキューバで発生した、アメリカ合衆国によるキューバ侵攻事件です。アメリカは、キューバ革命によって誕生した「フィデル・カストロ」政権を打倒するため、キューバ亡命者を中心とした反カストロ勢力を支援して軍事侵攻を行いました。しかし、キューバ軍の抵抗によって侵攻は失敗し、アメリカは大きな外交的敗北を喫したのです。

アメリカ中央情報局(CIA)は、キューバ亡命者たちを集めて訓練し、彼らを「キューバ亡命者旅団2506」と名づけました。この旅団が結成された目的は、キューバ南部のピッグス湾に上陸し、内部から反乱を起こしてカストロ政権を倒すためです。

しかし、カストロ政権は事前に侵攻の情報をつかんでいたこともあり、侵攻は計画通りに進まずキューバ軍と民兵によって迎撃されます。侵攻部隊は強い抵抗によって、わずか3日間で敗北しました。多くの亡命者が捕虜となり、アメリカの関与も明らかになったのです。

上述したように、ピッグス湾事件は、アメリカにとって大きな外交的失敗となり、カストロ政権の地位をよりいっそう強固なものにしました。また、この事件はキューバとソビエト連邦の関係を深めるきっかけとなり、後に「キューバ危機」を引き起こす原因の1つにもなっています。

中国政府も4月20日にキューバへの支援と連帯する声明を発表、翌21日には首都北京で大規模なデモが開催されました。

英雄的なキューバ支援切手」は、これらキューバによる反米闘争を支援するとともに、支持の意思を示す目的での発行となりました。キューバ革命とピッグス湾事件という歴史的事件を伝える貴重な資料であると同時に、キューバと中国の友好関係の証でもあります。

「英雄的なキューバ支援」切手の特徴とデザイン

コレクターも注目の逸品!1962年「英雄的なキューバ支援」中国切手の歴史と切手買取の価値

赤、緑、青の3色で構成された「英雄的なキューバ支援」切手セットは、キューバの人々の力強い姿を、個性豊かな3種類のデザインで表現しています。

それぞれが、兵士、農民、民兵と異なる個性を表現した切手です。

各デザインのテーマと、発行枚数は以下のとおり。

✔ 祖国を守る兵士(額面8分、発行枚数800万枚)
✔ サトウキビ畑で働く(額面10分、発行枚数400万枚)
✔ 祖国を守る民兵(額面22分、発行枚数100万枚)

祖国を守る兵士】は銃を手に戦う兵士の姿を描いた切手です。キューバ革命を守る強い意志と決意が伝わってきます。

サトウキビ畑で働く】では、サトウキビを収穫するキューバ農民の姿が描かれています。笑顔で描かれている表情が非常に印象的で、キューバの人々のたくましさ、そして未来への希望を感じさせてくれますね。

祖国を守る民兵】は、街を守る民兵の姿を描いた切手です。背景には、強さと不屈の精神を表現したヤシの木、産業の発展を求める工場などがデザインされています。キューバ国民の団結と、自国の独立を守ろうとする強い意志が込められた切手です。

▼中国切手「英雄的なキューバ支援」の詳細
・発行日:1962年7月10日
・額面:8分、10分、22分(※100分=1元)
・切手デザイン:全3種類
・発行枚数:100万枚~800万枚

「英雄的なキューバ支援」の切手買取や市場価値について

コレクターも注目の逸品!1962年「英雄的なキューバ支援」中国切手の歴史と切手買取の価値

切手買取福ちゃんでは、歴史的な価値を持つ「英雄的なキューバ支援切手」や、希少性の高い中国切手など、幅広い種類の切手を買取いたします。

初日カバー切手など、消印がある切手でも、その種類や状態、希少性によっては高値がつく場合があります。

切手の現金化をお考えなら、今すぐ無料査定にお申込みください。

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古切手買取の過去事例によると、「英雄的なキューバ支援切手」は、状態が良ければ額面以上の高価買取が期待できる、価値の高い中国切手です。

とくに、発行枚数の少ない22分切手「祖国を守る民兵」は、高値となる可能性が非常に高いでしょう。

お手元に同切手セットをお持ちなら、劣化や損傷によって切手の価値が下がる前に、無料査定をぜひご検討ください。

また、高値で取引されていることもあり、「偽造切手」や「ニセ切手」も多く出回っています。そのため、個人オークションでの取引にはとくに注意が必要です。

近年、精巧な偽造切手やニセ切手が増えており、一見では本物と見分けがつかないケースも珍しくありません。また、うっかり偽造切手やニセ切手を売ってしまうと、法的な問題に発展する可能性もあります。

切手を売却される際は、福ちゃんのような専門査定士が在籍し、信頼できる買取業者を利用するのが賢明でしょう。

切手買取において、最も重要なポイントの1つは切手の状態」です。

色あせやシミ、汚れなどがあると価値が下がり、高価買取がむずかしくなります。高価買取を狙うためには、日頃から保存方法に注意し、切手を保管しましょう。保存ケースや専用アルバムなどを活用し、切手を丁寧に扱うことで、高価買取の可能性を高めることができます。

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まとめ

コレクターも注目の逸品!1962年「英雄的なキューバ支援」中国切手の歴史と切手買取の価値

1962年、中国は文化大革命という政治・経済変革期を迎えていました。

社会主義建設と国際共産主義運動支援という激動の時代を背景に、キューバへの支援を表明する「英雄的なキューバ支援切手」が発行されたのです。

米国からの経済封鎖と軍事的脅威に苦しむキューバに対し、中国は社会主義革命を支持し、経済・政治支援で米国の影響力に対抗しました。ピッグス湾事件やキューバ危機でも、中国は明確な支持を表明しました。

キューバ軍人、農民、民兵を描き、キューバ人民の勇敢な抵抗と革命精神を称える同切手セット。切手買取市場においても、歴史的・政治的意味合いを持つ貴重なコレクターズアイテムとして、現在も高値で取引されています。

福ちゃん切手買取では、経験豊富な専門査定士が切手の状態を丁寧に確認し、正確な買取価格を提示いたします。

貴重な英雄的なキューバ支援切手をお持ちの方は、ぜひ福ちゃんの切手買取サービスをご利用ください。

現在の買取価格がいくらになるのか」と気になる方も、無料査定を実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

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