「ニコライ2世ルーブル金貨」金・貴金属買取市場における価値やその魅力とは
1898年発行の「ニコライ2世ルーブル金貨」は、ロシア帝国で最後の皇帝となるニコライ2世が描かれた金貨です。巨大帝国の歴史を感じられる古銭として、多くのコレクターを魅了しています。また、金相場と希少価値の高さから、金・貴金属買取としての価値も非常に高いといえます。そのようなニコライ2世ルーブル金貨の価値や魅力について解説します。
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ニコライ2世ロシアルーブル金貨とは
1898年発行のニコライ2世ルーブル金貨は、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世が描かれた金貨です。当時の一般流通貨として使われていただけでなく、その精緻なデザインと歴史的価値から、現在ではコレクターズアイテムとしても高い人気を誇っています。
金貨に描かれている「ニコライ2世」は上述したように、1894年から1917年にかけてロシア帝国を統治した最後の皇帝です。ロシア帝国を統治していた一族、ロマノフ家の一員でした。最後の皇帝として、彼はさまざまな改革を試みましたが、政治的混乱や経済格差の拡大など、多くの問題を抱えていました。
具体的には、1904年から1905年にかけての日露戦争での敗北、1917年の二月革命による退位、そして、ロシア革命による帝政崩壊です。これらの出来事は、まさに彼の苦悩とロシア帝国の歴史を象徴するといえるでしょう。
最終的には、第一次世界大戦中のロシアの苦境と、経済的および社会的な不満が高まった結果「ロシア革命」が起こり、帝政は崩壊しました。
1917年3月に退位を余儀なくされたニコライ2世一家は、側近たちも含めてシベリアに幽閉され、1918年7月、ボリシェヴィキ(ウラジーミル・レーニンが率いた一派)によって処刑されました。
ニコライ2世ルーブル金貨は、彼の苦悩とロシアの歴史を象徴する存在ともいえるでしょう。
ニコライ2世ロシアルーブル金貨の種類とデザイン
ニコライ2世5ルーブル金貨は、1897年から1911年までの15年間、ロシア帝国で発行された金貨です。
発行枚数は年によって異なるものの、デザインはすべて同じなのが特徴です。
金貨の表面には、中央に皇帝「ニコライ2世」の肖像が描かれています。
周囲には、キリル文字で「Б.М.НИКОЛАЙ II ИМПЕРАТОРЪ И САМОДЕРЖЕЦЪ ВСЕРОСС」と刻まれています。日本語に訳すと、「神の恩寵による全ロシアの皇帝および自治君主ニコライ2世」という意味です。
つまり、これは皇帝の権威と神聖性を表現するものです。
裏面には、ロシア帝国の紋章が描かれています。紋章にデザインされているのは、頭に冠を乗せた双頭の鷲と、中央に「聖ゲオルギオス(聖ジョージ)」がドラゴンを倒す姿です。
金貨の下部には、額面と発行年を示す「5 РУБЛЕЙ 1898 Г.」の文字が刻まれています。
▼ニコライ2世ロシアルーブル金貨の概要
・品位:金90%(K21.6)
・重量:約4.3g
・直径:約18.5mm
・厚さ:約1.1mm
・額面:5ルーブル
・発行年:1898年銘
・発行枚数:約5,237万8千枚(1898年)
・発行国:ロシア
金・貴金属買取でニコライ2世ロシアルーブル金貨の価値はどのくらい?
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ニコライ2世ロシアルーブル金貨は、1898年に発行された金貨です。ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世が描かれた金貨として、歴史的価値と希少価値が高いことで知られています。
過去の買取事例でも、額面以上の高値で取引されていることが多く、金貨投資とコレクションの両方に最適な金貨といえるでしょう。
金貨の保存状態は、査定額に大きく影響します。傷や汚れが少ない、良好な状態の金貨は高値が期待できます。そのため、良好な保管状態のニコライ2世ロシアルーブル金貨は、額面以上での高値が期待できる金貨と考えてよいでしょう。
ニコライ2世ロシアルーブル金貨は、金含有率90%の「K21.6」で鋳造されています。
そのため、金・貴金属としての価値もあり、金相場が上昇している時期は、金貨の買取価格も連動して高くなる傾向にあります。少しでも高値で手放すには、金相場が高騰しているタイミングを逃さずに現金化するのが最善です。
買取に出す前に必ず注意しないといけないことは、金貨買取を行うだけでなく、古銭としての価値も査定してくれる業者かどうかの見極めです。
金・貴金属買取は行っていても、金貨を古銭として扱われてしまい、受け付けてもらえないケースがあります。金貨を金買取以外で、コインとして扱うのか古銭として扱うのかは買取業者次第なのです。
総合買取の福ちゃんでは、海外金貨の買取にも対応しており、金・貴金属としての価値だけでなく、古銭としての価値も査定いたします。
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まとめ
去る2023年、金価格は過去最高値を更新しました。
金・貴金属の買取価格は金相場に連動する傾向にあるため、今まさに高価買取のチャンスが到来したといえますね。実際に買取を検討される方が非常に多くなっています。
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金・貴金属買取では、通常の買取とは異なり、「変形してしまった金貨」「ちぎれてしまった金ネックレス」「片方だけのピアス」など、不完全なものでも買取範囲内であれば査定は可能です。
お手元の金・貴金属製品がいくらになるのか、地金相場が高騰している今のうちに確かめてみましょう。