【古銭買取】「モナ・リザ金貨シャールジャ25リアル(1970年銘)」の種類や特徴を解説
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目次
「モナ・リザ金貨シャールジャ25リアル」とは
モナ・リザ25リアル金貨は、シャールジャ首長国で発行された1970年銘の金貨です。
シャールジャ首長国は、アラブ首長国連邦(UAE)を構成する7つの首長国の1つで、その中でも文化と教育の中心地として知られています。面積はUAEの中で3番目に大きく、人口も多く、首都のシャールジャ市は、同名の首長国を代表する都市です。
シャールジャは、伝統的なアラブ文化と現代的な要素が調和した、魅力あふれる都市です。市内には、歴史的な建築物や美術館などの伝統的な文化施設が数多く残されており、アラブの歴史や文化に触れることができます。
とくに、「イスラム文明博物館」や「シャールジャ考古学博物館」は訪れる価値があるといえるでしょう。また、教育の面では多くの大学や教育機関があり、UAE内外から多くの学生が集まっているため、今後の発展にも期待できる国です。
シャールジャ首長国は、石油に依存しない経済構造の実現を目指して、製造業、物流、商業など多様な産業の育成に取り組んでいます。また、隣接するドバイやアブダビとの連携も強化しており、地域経済の活性化に貢献しています。
自然環境にも恵まれており、美しい海岸線や砂漠、山岳地帯が存在し、観光やレクリエーションの面でも魅力的です。このように、シャールジャ首長国は、伝統と現代が融合した独自の文化、経済の多様性と豊かな自然環境を兼ね備えた、アラブ首長国連邦を代表する魅力的な地域です。
シャールジャ首長国は、1971年にアラブ首長国連邦に加盟しました。モナ・リザ25リアル金貨は、その1年前の1970年に発行されたものです。
つまり、この金貨は、シャールジャが独立国家として発行した最後の金貨であり、シャールジャの歴史と文化を象徴する貴重な財産といえるでしょう。
金貨デザインになった「モナ・リザ」について
金貨のデザインとなったモナ・リザは、イタリアのルネサンス期の巨匠、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」によって描かれた世界的に有名な絵画です。
モナ・リザは、1503年から1506年にかけて描かれ、1797年からパリの「ルーブル美術館」に常設展示されています。モナ・リザの最も顕著な特徴としては、その神秘的な微笑みです。この微笑みは多くの人々を魅了し、さまざまな解釈がなされてきました。
モナ・リザの背景には、荒涼とした山岳風景が描かれており、この風景と彼女の姿が織り成す調和で絵画の美しさを際立たせています。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、光と影を巧みに操る「スフマート」技法を用いて、モナ・リザの顔を柔らかな印象を描きました。このスフマート技法によって、顔の輪郭や表情に繊細な陰影が生まれ、リアリズムと幻想的な雰囲気が融合しています。
モナ・リザの絵画に描かれた女性の素性ついては諸説あります。最も有力なのは、フィレンツェの商人「フランチェスコ・デル・ジョコンド」の妻、「リザ・ゲラルディーニ」である、という説です。
このように、モナ・リザは、レオナルド・ダ・ヴィンチの深い知識と技術の結晶であり、西洋美術史上最も重要な作品の1つとされています。
「モナリザ金貨シャールジャ25リアル」の特徴
モナ・リザ25リアル金貨は、コレクション用に特別に製造された、見た目が美しい古銭です。プルーフ加工により、鏡面のように美しい輝きを放っているため、モナ・リザの神秘的な微笑みが際立っています。また、装飾を排した、シンプルなデザインも魅力です。
シャールジャ首長国の紋章が中央に描かれた金貨は、その周りを月桂樹が囲み、シャールジャを意味する「STATE OF SHARJAH」の文字と額面を、アラビア語と併記する形でデザインされています。
また、金貨の年銘表記には、グレゴリオ暦の「1970」とヒジュラ暦の「1389(※実際にはアラビア語数字)」が併記されています。グレゴリオ暦は、日本や西洋で一般的に使用されている暦であり、日本に住む私たちに馴染み深いものです。ヒジュラ暦は、イスラム教で使用されている暦です。
つまり、上記の年銘表記は、グレゴリオ暦だと1970年、ヒジュラ暦だと1389年を指しています。
金貨の裏面には、「モナ・リザ」の胸像が、まっすぐに前を向いた姿で中央に描かれています。下部の左側にはラテン語で「LA GIOCONDA」、右側にはアラビア語で同様の文字が記されているのが見えますね。
この「LA GIOCONDA(ラ・ジョコンダ)」とはモナリザの別名を指す言葉で、西欧を中心とした英語圏以外ではモナリザよりも「ラ・ジョコンダ」と表記されることが一般的です。
▼「モナ・リザ金貨シャールジャ25リアル」の概要
・品位:金90%(K21.6)
・重量:約5.18g
・直径:約20mm
・額面:25リアル
・発行年:1970年銘
・発行枚数:6,775枚
・発行国:シャールジャ(アラブ首長国連邦)
「モナ・リザ金貨シャールジャ25リアル」買取価格アップのコツ
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モナ・リザ25リアル金貨は、発行枚数が少ない貴重な金貨です。そのため、古銭買取市場でも、額面以上でのプレミア価格がつくケースも多く見られます。
買取価格アップのコツとしては、以下の項目が重要です。
☑ 購入時の付属品があれば一緒に査定に出す
☑ 劣化を防いで良好な状態を保っておく
☑ 古銭買取の専門店に買取を依頼する(福ちゃん)
金貨を購入したときにケースや保証書、説明を表記した冊子等がある場合には、それらもまとめて査定に出しましょう。コインコレクターの中には、ケースとセットになった状態を好む方も多いため、価値を上げるためにも、付属品はそろえておくのがオススメです。
また、モナ・リザ25リアル金貨のようなプルーフ貨幣は傷の有無が価値にも大きく影響します。状態の良いものは高価買取になりやすく、状態の悪いものは査定額も低くなります。
将来的に買取に出して売却を検討している場合は、プルーフ金貨に傷がつかないよう大切に保管する環境を整えておきましょう。
なお、古銭買取は買取業者によって買取価格が異なります。
少しでも高く売りたい場合には、福ちゃんのような古銭の買取に力を入れている専門店を選ぶのがポイントです。古銭買取に強い業者は、古い金貨や外国の金貨の査定にも対応できる査定士が在籍しています。
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まとめ
モナ・リザが描かれた「モナ・リザ金貨」は各国で独自に発行されているように、有名絵画と金貨との組み合わせは相性が良く、価値も高くなる傾向にあります。
レオナルド・ダ・ヴィンチはイタリア生まれ、モナ・リザの絵画を所蔵しているルーブル美術館はフランスといったこともあり、モナ・リザを題材とした金貨の発行はヨーロッパが多くなっています。
その中において、中東に位置するシャールジャから発行されたモナ・リザ金貨は非常に珍しく、発行枚数で見ても市場に出回っている数が少ない古銭です。
金貨の状態が良好なら高価買取にも期待できるため、ご自宅で眠っているモナ・リザ金貨がある場合には、高値で推移しているこの機会に査定買取に出すことを検討してみるのもよいでしょう。