【金・貴金属買取】「ロイヤルカナディアンミント金貨＆銀貨（2005年銘）」の特徴と価値について解説
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目次
「ロイヤルカナディアンミント金貨＆銀貨（2005年銘）」とは
ロイヤルカナディアンミント金貨＆銀貨は、2005年にカナダで発行された硬貨です。
金貨はVoyageurデザインの70周年を記念したテーマで、純金製の価値あるコインとなっています。
このVoyageurデザインは、1935年にカナダ銀行が初めて発行した銀製の1ドル硬貨に最初に使用されました。カナダの自然と歴史を象徴するデザインとして、カナダで広く認知されています。
デザインとして描かれているのは、カナディアン・カヌーを漕ぐ二人の「voyageurs」（フランス語で「旅行者」を意味し、カナダの毛皮貿易時代の探検家や交易業者を指す）です。
彼らの背景には、北部の森林とオーロラが描かれおり、カナダの荒野と冒険の精神が表現されています。
「ロイヤルカナディアンミント金貨＆銀貨（2005年銘）」の種類や特徴
2005年銘のロイヤルカナディアンミントには、50セント金貨と10ドル銀貨があります。いずれもプルーフ加工されており、非常に美しい輝きを放つコインです。
金貨の表面にデザインされているのは、77歳のエリザベス2世です。周囲には、「ELIZABETH II」「50 CENTS 2005」の文字が刻印されています。
裏面にデザインされているのは、Voyageurデザインです。カヌーに乗った毛皮商人が、商品を運搬している様子が描かれています。
このVoyageurが、金貨のデザインとなったのは今回が初めてです。別名「Voyageur Dollar」「旅のドル」と呼ばれることもある図案です。
周囲には、「CANADA」「9999」「FINE GOLD 1/25 OZ OR PUR」の文字が刻印されており、発行国や重さ、純金を示しています。
▼ロイヤルカナディアンミント金貨の概要
・品位：金99.99%（K24）
・重量：約1.27g
・直径：約13.9mm
・厚さ：約0.6mm
・額面：50セント（0.5カナダドル）
・発行年：2005年銘
・発行国：カナダ
10ドル銀貨の表面にデザインされているのは、金貨と同様にエリザベス2世です。裏面には、ローマ教皇の「ヨハネ・パウロ2世」がデザインされています。
▼ロイヤルカナディアンミント銀貨の概要
・品位：銀99.9%
・重量：約25.175g
・直径：約36.1mm
・厚さ：約3.1mm
・額面：10ドル（10カナダドル）
・発行年：2005年銘
・発行国：カナダ
「ロイヤルカナディアンミント金貨＆銀貨」買取価格アップのコツ
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今回のロイヤルカナディアンミント金貨と銀貨は、ともに純金製と純銀製になっており、品位の高いコインです。そのため、金・貴金属の買取市場でも、高値がつきやすいコレクション品です。
純金製コインは地金相場の影響がそのまま買取価格に直結しやすいため、金相場が高騰しているタイミングで売ると、高価買取にも期待できます。反対に、金相場が暴落してしまうと価値も下がってしまい、買取価格も低くなってしまうので注意しましょう。
この金や銀の価格は、経済の不安定さや通貨価値の変動、地政学的な要因によって変動します。経済が不安定なとき、多くの投資家が貴金属に投資することで、安全な資産を確保しようとします。その結果、金や銀の需要が高まり、価格が上昇するのです。
このように、金・貴金属買取では「金相場」が買取価格に大きな影響を及ぼします。
少しでも高く手放したい場合には、金相場が高騰しているタイミングを逃さずに買取に出しましょう。
また、ロイヤルカナディアンミントのような古銭だと、貴金属としての価値のほかに、古銭としての価値がつく場合もあります（買取業者によって評価方法が異なります）。
福ちゃんでは「金貨・ブランド品・食器など」の買取でも、金・貴金属としての価値に加えて、そのアイテムが持つ、希少価値やブランド性などを考慮した独自査定を行っています。
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まとめ
海外の古い金貨や銀貨には、高い貴金属価値を持つものが多くあります。とくに、品位の高い純金製のコインは買取でも高値がつきやすいため、貴重なコレクション品です。
そこに、金貨の持つデザイン性や希少価値が加われば、額面以上となるプレミア価格での買取にも期待できるでしょう。
金・貴金属買取で古銭としての価値も高く評価してもらうためには、「適切な買取業者選び」と「古銭の状態を良好に保つ保管方法」が重要です。
今回取り上げた記念硬貨の特徴は、その美しい見た目です。
Voyageurデザイン70周年を記念して発行された「ロイヤルカナディアンミント」は、プルーフ加工された美しい見た目が非常に素晴らしいお品物です。傷をつけたりしないように、専用ケースにいれて保管するなど、付属品とセットにした状態で保存しておくのがオススメです。
2023年12月4日には、金相場が過去最高値（日本円計算）を付けました。
金・貴金属製品の売却を検討するには非常に良いタイミングとなっていますので、お手元にある金貨や貴金属製品がどのくらいの価格で買取してもらえるのか、この機会に一度確かめてみてはいかがでしょうか。
