作者不明や無名作家の絵画は買い取ってもらえる?注意点や価値の調べ方・無料査定の可否
「作者不明の絵画を買い取って欲しい」
「無名作家の絵画は買取してもらえる?」
など、作者不明や無名の画家が描いた絵画の買取について知りたい方のために情報をまとめました。
絵画の価値を調べる方法や無料査定してもらえるかどうかなども詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
作者不明や無名の絵画は価値がある?
作者がわからない、あるいは無名作家の絵画でも、買取してもらえる場合があります。
絵画は作品の良し悪しが査定額に大きな影響を与えるため、いい作品であれば作者が不明であっても無名作家の作品であっても買い取ってもらえる可能性があります。
いい作品と評価されれば高額査定になることもあるでしょう。
もちろん、作者が有名である作品の方が高額査定がつきやすいですが、作者不明や無名作家の作品であっても買取してもらえないわけではありません。
作者不明や無名作家の絵画における買取相場は?
作者不明や無名作家の絵画は、どれくらいの価格で買い取ってもらえるのでしょうか。
買取価格や買取額が高くなりやすい絵画の種類を紹介します。
買取価格
絵画の買取価格は流行や需要などで変動し、作品それぞれの状態や出来栄え等で変わってきます。
そのため、相場はあらわしにくいですが、作者不明や無名作家であれば0円や数百円という可能性もあるでしょう。
一方、作者不明や無名作家の絵画でも美的な価値や希少性などが評価されると高額になる可能性もあります。
買取額が高くなりやすい絵画の種類
- ✔︎ 本画
- ✔︎ 肉筆画
- ✔︎ 原画
絵画の中でも、買取額が高くなりやすいのは、「本画」「肉筆画」「原画」などです。
本画は完成した絵画作品のことを指し、油彩画でいえばタブローと同じ意味で、通常は筆で描いた完成絵画を本画と呼びます。
肉筆画とは、浮世絵などで、絵師が自ら筆をとり手書きで仕上げたものです。
この他、浮世絵では肉筆画の他に「木版画」というものがあります。
原画は、複製画があるものに対して使われる言葉で、言葉の通り複製された絵ではない元の絵のことです。
これらに共通するのは、絵師本人が実際に筆をとって描いたという点で、非常に価値が高く、高額買取の対象となります。
作者不明や無名作家の絵画を買取に出す際の注意点
- ✔︎ はこ・付属品・シール等はそのままにする
- ✔︎ 絵画は相場が変動しやすい
- ✔︎ 入手経路等の情報が重要
作者不明や無名作家の絵画を買取に出す際は、はこや付属品を一緒に持っていき、シール等がある場合は剥がさずそのままにしましょう。
そういった部分も査定の対象になります。
また、無名作家の作品がオークションで高額落札されるなどでいきなり有名になったり、トレンドの変動だったりと、絵画の相場は変動しやすいことを知っておきましょう。
そして、入手経路が明確なものは価格がつきやすいため、祖父の物置に置いてあったなどで知らない場合は調べておくといいでしょう。
買取してもらえる作者不明や無名作家の絵画の特徴
- ✔︎ 額縁に入っている
- ✔︎ 誰もが楽しめるジャンルの絵画
- ✔︎ 絵画買取実績が高い買取業者に持っていく
作者不明や無名作家の絵画で買取してもらえるかどうかは、上記3つがポイントになります。
額縁に入っている
作者不明や無名作家の絵画は、実用性があるかどうかがひとつの指標です。
額縁に入っているものは飾りやすく、鑑賞しやすいことから、買取してもらえる可能性が高くなります。
額縁の価値を含めた査定をしてもらえるため、査定に出す際は可能であれば額縁に入れるといいでしょう。
誰もが楽しめる表現の絵画
絵画には抽象画や風景画など、さまざまな表現があります。
そのなかでも、風景画のような誰が見てもわかりやすく楽しみやすい表現の絵画は、買取価格がつきやすい傾向にあります。
抽象画など、見る人によって異なる解釈や感じ方が生まれる作品は、作者不明・無名作家という条件のなかでは買取価格がつかない、ついても低額の可能性があるでしょう。
絵画買取実績が高い買取業者に持っていく
作者不明や無名作家の絵画は、絵画に関して買取実績が高い業者に持っていきましょう。
絵画の買取実績が高い業者は、絵画の知識が豊富なプロが査定し、独自の販路などを持っているため、高額査定が期待できます。
また、買取業者は無料で査定してもらえるところが多いため、査定額を知った上で手元に残すか手放すか検討することも可能です。
絵画の価値を調べる方法
- ✔︎ 所定鑑定人
- ✔︎ 美術商に依頼する
- ✔︎ 買取業者に査定してもらう
絵画の価値を調べる方法としては、一般的に上記の3つがあります。
所定鑑定人・所定鑑定機関
所定鑑定人とは、日本の美術流通市場で一般的に信頼されている鑑定人・鑑定機関です。
明治以降の著名な近代美術家に限り、各作家専門の鑑定人や鑑定機関が鑑定を行い、鑑定証を発行しています。
限られてはいますが、明治以降の著名人作家の絵画であれば所定鑑定人・所定鑑定機関がいいでしょう。
美術商に依頼する
美術商とは、アートディレクターとも呼ばれ、美術品を仕入れてコレクターなどに販売するビジネスを行っている人です。
絵画に精通しているため、価値を正しく評価してくれるでしょう。
ただし、作者不明や無名作家の絵画を買い取ってくれる可能性は低いため、査定額を参考にしたい場合にのみ適切です。
買取業者に査定してもらう
絵画の買取を積極的に行っている買取業者は、作者不明や無名作家でも適切な査定額をつけ、買取まで対応してくれます。
作者不明や無名作家の絵画を手放したいと考えている場合は、買取業者がおすすめです。
その際は、絵画の買取について実績を積んでいる買取業者を選択しましょう。
作者不明や無名作家の絵画の買取は福ちゃんへ
作者不明や無名作家の絵画でも、作品が素晴らしいものであれば買取してもらえる場合があります。
絵画の買取実績が高い買取業者に持っていくと、買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
福ちゃんは、作者不明や無名作家の絵画でも適切な価値を判断し、買い取ってきた実績があります。
絵画に関して精通している査定士が対応し、損のない取引の実現が可能です。
査定のみのご相談も無料で受け付けています。
作者不明や無名作家の買取は、ぜひ福ちゃんにご依頼ください。
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