グランドセイコーかロレックスか悩む!比較してどちらか選びたい
「グランドセイコーとロレックスのどちらがいい?」
グランドセイコーを買うべきかロレックスを買うべきか、悩んで決められないという声があります。
どちらもトップを走る高級時計ブランドのため、迷うのも当然です。
そのようなときは、グランドセイコーとロレックスを比較してから選びましょう。
今回はそれぞれの歴史から特徴、イメージまでを徹底検証してみました。
グランドセイコーかロレックスかでお悩みの方の解決に役立てば幸いです。
目次
グランドセイコーについて
「Grand Seiko(グランドセイコー)」は、日本でトップクラスの高級時計ブランドです。
ここでは、グランドセイコーの歴史や時計の特徴、イメージなどについてお話ししていきます。
歴史
グランドセイコーは、1892年創業の精工舎(現・セイコー)における高精度腕時計開発を発端とします。
1960年、大学との共同開発や独自技術によって、高精度のムーブメントを搭載した腕時計が誕生しました。それが、世界と並ぶレベルに到達した初代「グランドセイコー」です。
2017年にはさらなる高みを目指し、「Grand Seiko」としてセイコーから独立。グランドセイコーでは、開発・設計・製造・組み立て・調整・検査・出荷のすべてを担い、手作業による時計製造を行っているのが特徴です。
現在、「グランドセイコースタジオ 雫石」と「信州 時の匠工房」の2つの工房で、3つのムーブメントが造られています。
デザイン
グランドセイコーは、「セイコースタイル」という独自のデザインを確立しています。
「セイコースタイル」を成す3つのデザイン方針は、以下の通りです。
● 平面と二次曲面のデザイン
● ケース、ダイヤル、針は平面が主体
● 各面は原則として鏡面
平面を主体としたデザインで、三次曲面は原則として取り入れていません。
ケース、ダイヤル、針のすべても、直線が目立つ多面カットを施して視認性を高め、平面部を多くしています。
また、光と影が際立つ鏡面仕上げも特徴的です。
機能
グランドセイコーには新GS規格という、スイスのクロノメーター規格よりも高い精度基準を設けています。1998年にはこの新GS規格を満たすキャリバー9Sを生み出しました。
その後も進化を続け、2020年にはグランドセイコー史上最高といわれるキャリバー9SA5を開発。10振動と高い振幅数をもちながら、80時間の連続駆動が可能な高性能なムーブメントです。
そのほか、機械式とクオーツのよいところを再現したスプリングドライブや、高精度のクオーツムーブメントにおいても高い評価があります。
イメージ
グランドセイコーは国内ブランドの最高峰であり、誠実で安心なイメージがあります。
世界からも注目されるブランドとして成長しており、メジャーリーガーの「大谷翔平」選手が着用していることでも有名です。高級時計でありながら、国内ブランドの落ち着いた雰囲気が好まれています。
嫌みがなく、好感度の高い高級ブランド時計を選ぶなら、グランドセイコーがぴったりでしょう。
ロレックスについて
ロレックスは、世界的にも有名な高級時計ブランドです。ロレックスといえば、高級時計を思い浮かべる人がほとんどでしょう。
ここからは、ロレックスの歴史や特徴、イメージなどをご紹介します。
歴史
ロレックスは1905年、ロンドンで誕生しました。腕時計として初めてクロノメーター規格を満たしたのが、ロレックスです。
1919年からスイスに移り、世界初の防水腕時計「オイスター」や自動巻機構の「パーペチュアル」、日付表示「デイトジャスト」などを開発しました。
ロレックスの時計は、多くの有名探検家やアスリートに携行され、過酷な環境にも耐える高性能な時計として名をはせていきます。
デザイン
ロレックスのデザインは、不変性をもっているのが特徴です。昔から変わらないデザインのため、一目見てロレックスとわかる個性があり、流行に左右されずに長く使える時計としても人気があります。
シンプルで機能的な点が評価されている一方、宝飾品で彩られた究極のハイエンドモデルもそろうのがロレックスの魅力です。
機能
数多い機能の中でも、防水性の高さはロレックスの強みとして広く知られています。
ダイバーズウォッチ以外の時計も100メートル(10気圧)の耐水性があり、軽い水遊びでも問題ないほどです。プロのダイバーも使用する、300メートル防水のサブマリーナも用意されています。
また、904Lスチールというサビや腐食に強い最高級の「スーパースチールステンレス」を使用していることでも有名です。
イメージ
ロレックスのイメージとして多いのが、経済的に余裕があるお金持ちのイメージでしょう。
落ち着いたタイプのロレックスも多いですが、宝石をふんだんに使用した派手なモデルも数多く用意されているからかもしれません。
また、多くの有名人が着用し、SNSでも取り上げられるなど影響力が大きいのもロレックスの特徴です。グランドセイコーと比較すると、ロレックスは派手で目立つイメージが強いでしょう。
グランドセイコーのオススメ人気モデル
ここからは、グランドセイコーのオススメ人気モデルをご紹介します。
グランドセイコーの購入を視野に入れている人は、ぜひ参考にしてください。
SLGH005
「シラカバ」と呼ばれるモデルで、キャリバー9SA5を搭載しています。
文字盤にシラカバ林のような模様が施された美しいモデル。2021年には、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリでメンズウォッチ部門賞を受賞して、品薄状態の時期もありました。
スーツにもおしゃれにも使える、使用範囲の広いデザインです。
SLGA021
スプリングドライブムーブメント(キャリバー9RA2)を搭載しています。
美しく深いブルーの文字盤は、このモデルが製造されている信州の諏訪湖のイメージ。スプリングドライブ特有の、なめらかに動く秒針が印象的です。
SLGC001
グランドセイコー初のメカニカルクロノグラフです。
キャリバー9SC5を搭載し、72時間駆動を実現しています。
濃紺の文字盤が美しく、ブライトチタン製のケースにセラミック製のベゼルを採用。スーツにも遊びにも、さまざまなシーンで活躍します。
ロレックスのオススメ人気モデル
ここからは、ロレックスのオススメ人気モデルをご紹介します。
ロレックスには数多くの人気モデルがあり、おなじみの定番を3点に絞ってみました。
Ref.116500LN
ロレックスでもトップクラスの人気を誇る、コスモグラフデイトナです。
正規店でも買えず、「ロレックスマラソン」ならぬ「デイトナマラソン」という言葉が生まれるほどの人気モデル。とくに白い文字盤が人気です。
ロレックスマラソンの詳細やコツを知りたい方は、「ロレックスマラソンは聞き方がポイント!成功のコツや注意点」の記事も、ぜひ合わせてご覧ください。
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ロレックスマラソンは聞き方がポイント!成功のコツや注意点
Ref.124270
ロレックスの定番ともいえる、安定した人気をもつエクスプローラー。シンプルでスーツにも合わせやすいモデルです。
36ミリサイズのケースは、男女兼用でも使いやすいでしょう。
Ref.126610LN
サブマリーナーデイトの新型です。ケースサイズが41ミリと大きくなり、存在感が増しました。
ブラックの文字盤とベゼルがクールで、スーツにもレジャーにも便利に使用できます。
グランドセイコーとロレックスの比較まとめ
グランドセイコーとロレックスについて、さまざまな角度から比較検討をしてみました。
同じ高級時計でも、比較してみるとイメージが大きく異なるのは興味深いところです。
グランドセイコーもロレックスも品質や性能に関してはトップレベルなので、どちらが劣るものでもありません。違いといえば、両ブランドのイメージでしょう。
誠実さをアピールしたい場合はグランドセイコーがオススメです。
ゴージャスな遊び心を加えたい場合は、ロレックスでしょうか。
どちらも腕時計としては引けを取らないので、心ひかれる1本をぜひ選んでください。
なお、グランドセイコーもロレックスも、使わなくなったら買取に有利なブランドです。とくにロレックスは市場での人気が高く、状態やモデルなどによっては高価買取になるケースも珍しくありません。
福ちゃんでは、グランドセイコーもロレックスも査定は無料です。お近くに福ちゃんの店舗がない場合は、「出張買取」や「宅配買取」も無料でご利用いただけます。
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