【中国切手】世界平和運動10周年の買取や切手価値、発行数などの詳細について解説
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「世界平和運動10周年」切手とは
世界平和運動10周年切手とは、1959年に中国で発行された記念切手のことです。
世界平和運動は異なる人種や国籍、政治信念を持つ人々が団結して、持続的な世界平和を求める大衆運動です。
この組織である「世界平和評議会」が、1949年4月20日から4月25日にかけてパリとプラハで「平和擁護世界大会」の第1回大会を開催。
それから10年後の1959年、10周年を迎えた記念に発行された中国切手です。
「世界平和運動10周年」切手の特徴やデザイン
中国切手「世界平和運動10周年」は、2種類のデザインで構成される切手セットです。小型シートはなく、田型切手のみの発売となっています。
各切手のデザインテーマと、発行枚数は以下のとおりです。
✔ ジョリオ・キュリー(額面8分、発行枚数415万枚)
✔ 3人種の団結(額面22分、発行枚数149.5万枚)
【ジョリオ・キュリー】では、「フレデリック・ジョリオ=キュリー」の肖像画がデザインされています。背景には原子モデルがあり、平和のために利用する信念を示した様子が描かれています。
「フレデリック・ジョリオ=キュリー」はフランスの原子物理学者であり、世界平和評議会の初代議長として選ばれた人物です。
なお、妻である「イレーヌ・ジョリオ=キュリー」も同じ原子物理学者で、ノーベル化学賞を受賞しています。
【3人種の団結】は、色の異なる3人の人物シルエットを描いたデザインです。シルエットに溶け込むように、鳩とオリーブの葉も描かれているのが特徴的です。
人種や民族に関係なく人類が団結して、平和に向かって進んでいく様子が伝わってきますね。
▼中国切手「世界平和運動10周年」の詳細
・発行日:1959年7月25日
・額面:8分、22分(※100分=1元)
・切手デザイン:全2種類
・発行枚数:149.5万枚~415万枚
「世界平和運動10周年」切手の市場価値や高く売るコツ
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中国切手の買取価格や市場動向を見ると、世界平和運動10周年切手は額面以上のプレミア価格で取引されている事例が多い切手です。
ただし、切手の状態(破れや色あせ具合、ヒンジ跡の有無など)によって価値の幅は大きく開いていますので、お手元にある中国切手の正確な買取金額は査定依頼に出して評価を受けるのが確実です。
また、価値のある切手は偽造切手が出回っていることもあるため、個人間での売買や個人間オークションの利用は可能な限り避けましょう。
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まとめ
1950年代、中国は第二次世界大戦後の冷戦の影響を受けつつ、国内では新しい共和国の構築と経済の復興に努めていました。
このような背景の中で、「世界平和運動」は国際的な緊張状態の緩和と、世界の平和を実現するための努力を象徴するものとして注目されました。
それを証明するかのように、多くの国や人々がこの運動に賛同し、平和を愛する人々の結束が強化されています。
世界平和運動10周年切手の発行は、当時の国際的な平和への願いや中国による平和への誓いを象徴しているものです。
これらの歴史的背景やデザインの独自性、そして限定的な発行量を考慮すると、世界平和運動10周年切手は貴重で価値のある中国切手だといえるでしょう。