【中国切手】国際学生連盟第5回代表大会の詳細と”極レア切手”の存在について解説
「国際学生連盟」の開催記念で発行された際に、誤った表記の「極レア切手」も存在するため、切手買取でも高価買取の期待ができる記念切手です。
中国切手買取の参考にもなりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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「国際学生連盟第5回代表大会」切手とは
国際学生連盟第5回代表大会切手とは、1958年に中国で発売された記念切手のことです(一部では「国際学生連盟第5回大会切手」と表記されることもあります)。
1958年9月4日から15日にかけて、中国の北京市で「国際学生連盟」の第5回大会が開催されたことを記念し、発行された中国切手です。
この国際学生連盟(※1)は、1946年に設立されました。
連盟は大学生のみで構成される組織です。発足から2000年ごろまで続いたものの、現在はほぼ活動していない状態だとされています。
※1 日本国内に拠点を持つ「国際学生会議」とは異なります
「国際学生連盟第5回代表大会」切手の特徴やデザイン
中国切手「国際学生連盟第5回代表大会」は、2種類のデザインで構成された切手セットです。4分切手の発行枚数は「800万枚」、22分切手の発行枚数は「300万枚」です。
切手のデザインテーマは、いずれも「マークと天安門」。
切手の上部には回数を示す数字の「5」が枠となり、その中に大会のシンボルマークが描かれました。シンボルマークに注目すると、たいまつを持った手が、書物と地球を照らしているのがわかりますね。
下部には大会の開催地を示す北京の「天安門」シルエットと、開催年である「1958」がデザインされています。
なお、これらの記念切手には「名称誤り」の切手が存在します。
名称誤りの切手は、本来「国際学生第五届代表大会」と表記されるものが、「第五届世界学生代表大会」と誤って記載されたものです(※実際の切手はいずれも簡体字)。
これにより、同切手は当初1958年9月1日に発売する予定でしたが、発行が一旦中止となり発売日程もずれこんだ経緯があります。
そして、一部の発売所で販売停止の通知が受け取れなかったため、名称誤りとなった切手はごく少数が販売されました。これが、名称誤りの極レア切手となり、希少性の高いものとして扱われています。
もし、このような表記になっている国際学生連盟第5回代表大会切手がお手元にある場合は、「表記が異なるから偽造切手かな」と処分せず、査定に出してみましょう。
▼中国切手「国際学生連盟第5回代表大会」の詳細
・発行日:1958年9月4日
・額面:4分、22分(※100分=1元)
・切手デザイン:全2種類
・発行枚数:300万枚、800万枚
「国際学生連盟第5回代表大会」切手の市場価値や高く売るコツ
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切手買取市場でも、国際学生連盟第5回代表大会切手は額面以上での取引が多い中国切手の1つです。状態が良ければ、高価買取も十分期待できるでしょう。
また、前項で述べたように、同切手には名称誤りの切手があります。
正式に表記された切手も価値のある中国切手として扱われていますが、名称誤りの切手は買取市場でもほとんど流通することのないほど、非常に希少性の高い切手です。
回収できなかった名称誤りの切手は正確な枚数がわからないものの、当時の記録の一部では100枚~200枚程度とされています。
そのため、コレクターの間でも人気があることから、見つけたら迷わず「買取査定」に出してみることをオススメします。
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まとめ
北京で開催された国際学生連盟大会において、国際学連および学生組織が学生の権益を守り、学生間の協力を促進するための提案などが主に議論されました。
ゆえに、この切手は中国の国際的な関与や、国際学生連盟との深い関係性を象徴しているものです。
今はほとんど活動していない連盟だけに、今後も関連した記念切手発行が行われる可能性は低く、それが希少性をさらに高めています。
このように、名称誤りとなる「レア切手」の存在も含め、国際学生連盟第5回代表大会は非常に価値のある中国切手といえるでしょう。
お手元に中国切手コレクションをお持ちの場合には、お宝探しのような気持ちで文字の部分を確認してみてくださいね。