ロレックスとオメガはどちらがオススメ?公平な目でアドバイス
ロレックスとオメガはどちらがよいか、迷う人が多いです。
どちらも高級時計であり、後悔のない選択をしたいもの。
● どちらが人気?
● 機能性はどちらが優れている?
● 価値はどちらが高い?
など、ロレックスとオメガについて知っておきたいですよね。
今回は両者の違いを見ていきながら、気になる点をクリアにしていきましょう。
ロレックスとオメガそれぞれのオススメモデルもご紹介しているので、今後の参考にしてください。
目次
ロレックスとオメガの違い
さっそく、ロレックスとオメガの違いについて検証していきましょう。
ロレックスとオメガはどちらも高級時計という共通点があり、値段だけで比べるとロレックスのほうが高いです。皆さんの中にも、ロレックスが格上だと思っている人が多いでしょう。
当記事では、格や値段で選ぶのではなく、それぞれの違いを根本から理解してから選ぶのをオススメします。
そのためにも、ロレックスとオメガの歴史や特徴などを掘り下げて見ていきましょう。
ロレックスについて
ロレックスは、ハンス・ウイルスドルフによって1905年にロンドンで創業されました。当初よりムーブメントの向上に力を入れ、精度の高い腕時計として名をはせるようになります。
ロレックスが時計の名門となったきっかけに、以下に示す三大発明が有名です。
● オイスター
● パーペチュアル
● デイトジャスト
ロレックスは、1920年にスイスに移った後の1926年、防水性と防塵性に優れたケースの時計「オイスター」を発表します。
パーペチュアルは、1931年にロレックスが開発した自動巻きの機構です。1945年には、午前0時に日付が変わる画期的なデイトジャストが発明されました。
このようにパイオニア的な存在ともいえるロレックスは、ブランディングにも積極的に取り組んでいきます。
たとえば、ロレックスの時計を着用した冒険家が、イギリス海峡横断やエベレスト登山などの偉業に成功することで、過酷な環境にも耐えうる時計であるとアピール。
さらに富裕層が利用する雑誌などに広告を出すことで、ハイブランド化を図ります。
このようなロレックスの戦略はさらに名声を高め、今もなお最高級時計の代表として人々を魅了し続けています。
オメガについて
オメガの始まりは、ロレックスの誕生より50年以上早い1848年。
スイスの村で精度にこだわった時計製作を始め、高性能のキャリバー(ムーブメント)の製作で実績を伸ばしていきます。
社名がオメガになるのは1904年のこと。1932年からオリンピックの公式時計に認定されたのをきっかけに、オメガの名は世界中に知れ渡りました。
オメガのスピードマスターは、人類初の月面着陸で宇宙飛行士が着用した時計としても有名です。
NASAに唯一認められたのがオメガであり、月へ行ったことからムーンウォッチ呼ばれています。また、オメガは、映画007シリーズの中でジェームズ・ボンドが着用している時計としても人気です。
なお、多くのオメガにコーアクシャル機構を採用しているのも特徴。
コーアクシャル機構とは、オメガのみに採用される、摩耗が少なく壊れにくい画期的なムーブメントのことです。この機構のおかげで、通常3~4年に1度行うオーバーホールが、オメガは10年に1度くらいの割合でよいといわれています。
ロレックスとオメガ|ブランド価値があるのはどちら?
ロレックスとオメガは、ブランド価値ならず、人気や機能などさまざまな面で比較されがち。知名度、人気、資産価値、時計の価格を対象に両者を比べると、ロレックに軍配があがるのが一般的です。
ただし、ブランド価値については実体がないものなので、人それぞれの価値観に基づいて決めて問題ないでしょう。知名度や資産価値に価値を見いだす人もいれば、デザインや機能性に価値を感じる人もいます。
ロレックスとオメガのブランド価値は、人それぞれの視点から時計への愛着につなげてほしいものです。
ロレックスのオススメポイント
ロレックスのオススメポイントは、主に3つ挙げられます。
● 資産価値がある
● 知名度・ステイタスがある
● 流行に左右されないデザイン
さっそく、順に見ていきましょう。
資産価値がある
ロレックスの時計は、世界的にも資産価値があるといわれています。
日本でも資産として購入する人が多く、「ロレックス投資」という言葉もあるほどです。実際、ロレックスの時計は中古市場でも高額で取引されているのが一般的です。
人気モデルに関しては、定価の倍の値段で売りに出ているものも珍しくありません。市場に出回る数が少なく正規店でも購入が困難で、「ロレックスマラソン」をする人も多いです。
知名度・ステイタスがある
ロレックスの知名度は高く、富裕層が着ける高級時計として広く知られています。
そのため、ロレックス=ステイタスと考えられる傾向が高いです。
多くの著名人やセレブリティに愛され、有名人が着用したロレックスはSNSで話題になるほど。彼らと同じロレックスにあこがれる人は多く、知名度やステイタスもますます上がるのでしょう。
流行に左右されないデザイン
ロレックスの時計は大きなデザインの変更が少ないので、流行に左右されないのが特徴です。
デザインよりもムーブメントや素材の改良など実用性を重視しており、オメガに比べるとロレックスのデザインには一貫性があります。
トレンドを気にせず長く使えるので、親子代々で使う人も多いです。
オメガのオススメポイント
オメガのオススメポイントは、以下の3点です。
● 技術力や機能性に優れている
● リーズナブルに購入できる
● 時代に合わせたデザインが得意
などが挙げられます。
さっそく見ていきましょう。
技術力や機能性に優れている
オメガは誕生から現在に至るまで、高い技術力を活かしたムーブメントの開発や機能性の向上に取り組んできました。
中でも耐磁性においては15,000ガウス以上の磁気に耐える時計を開発しています。
また、機械式時計に必須のオーバーホールも、オメガは少なくて済むのが特徴です。
リーズナブルに購入できる
オメガは、同じ程度の機能を持つロレックスに比べると価格帯が低めの傾向です。
そのため、ロレックスよりもリーズナブルに購入できます。
また、中古のロレックスが定価よりも高額になるのに対し、中古のオメガは定価よりも高くなることはほとんどありません。
時代に合わせたデザイン
オメガは時代のトレンドに合わせたデザインが得意。
さまざまな素材や手法などを取り入れ、遊び心のあるデザインが多いのが特徴です。ロレックスに比べると、人と被ることが少ないともいわれています。
さまざまな企業とのコラボ商品を発表したり、限定モデルを製作したり、新しい試みで楽しませてくれるブランドです。
ロレックスとオメガ|どちらがオススメ?
ロレックスとオメガはどちらがオススメなのかは、人それぞれの視点を考慮していく必要があります。
たとえば、一生使える時計を考えるなら、デザインに一貫性のあるロレックスがオススメです。周りから、「すごい」と思われたい、ステイタスを感じたい場合も、ロレックスがよいでしょう。
一方、なるべく値段を抑えたいなら、オメガがオススメです。精度や機能性も優れているだけでなくデザインも豊富ですので、お気に入りの1本が見つかるでしょう。
ロレックスとオメガは、使わなくなっても買い取ってもらえる可能性が高いブランドです。
査定の結果次第では、高額買取につながる場合もございます。
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