ロレックスのベゼルは何に使う?種類は何種類あるの?
ロレックスの時計に使われているベゼルには、実にさまざまな種類があります。
それぞれのベゼルには呼び名があり、各モデルの特徴としての役割を担う重要なアイテムです。
ロレックスのベゼルには、どのような種類や機能があるのか知りたい方も多いはず。
そこで今回は、ロレックスのベゼルについて解説していきます。
ロレックスの知識を増やしたい方のお役に立てれば幸いです。
目次
- 1 ロレックスのベゼルとは?何のためにあるのか
- 2 ロレックスのベゼル主な種類
- 2.1 ポリッシュベゼル
- 2.2 ポリッシュベゼルのロレックス
- 2.3 フルーテッドベゼル
- 2.4 フルーテッドベゼルのロレックス
- 2.5 エンジンターンドベゼル
- 2.6 エンジンターンドベゼルのロレックス
- 2.7 ファインリーエンジンターンドベゼル
- 2.8 ファインリーエンジンターンドベゼルのロレックス
- 2.9 バーク仕上げベゼル
- 2.10 バーク仕上げベゼルのロレックス
- 2.11 サンダーバードベゼル
- 2.12 サンダーバードベゼルのロレックス
- 2.13 宝飾ベゼル
- 2.14 宝飾ベゼルのロレックス
- 2.15 タキメーターベゼル
- 2.16 タキメーターベゼルのロレックス
- 2.17 回転ベゼル(逆回転防止)
- 2.18 回転ベゼル(逆回転防止)のロレックス
- 2.19 回転ベゼル(双方向回転)
- 2.20 回転ベゼル(双方向回転)のロレックス
- 3 ロレックスの性能を高めるベゼル
ロレックスのベゼルとは?何のためにあるのか
ベゼルとは、時計の風防(ガラスやプラスチックなど)の周りを縁取るように取り付けられた、リング型の部品のことです。
もともとベゼルは、防水性を高め、ほこりが入らないように使われる部品でした。現在のベゼルはそれらの役割に加え、装飾的な要素も強化されています。
たとえば、ロレックスのモデルによって特徴があったり、ある特定のモデルのみに採用されたり、特別感を味わえるベゼルもあるでしょう。
またベゼルのデザインによって、時計の印象が変わる点に魅力を感じる方も多く、どれもデザイン性に富んでいるのが特徴です。
機能性に優れたベゼルもあり、時計をより実用的にしてくれます。
ロレックスのベゼル主な種類
ロレックスのベゼルは、デザインも機能性も多種多様です。ベゼルによって呼び名があるので、ぜひ覚えておきましょう。
ここでは、過去から現在で使用されている主なベゼルについてご紹介していきます。
ポリッシュベゼル
ポリッシュベゼルは、一番シンプルなデザインのベゼルです。
装飾が一切ないタイプで、丁寧に磨き込まれた鏡面仕上げが輝いています。スムースベゼルとも呼ばれ、手触りがなめらか。
ロレックスの中でも、比較的低価格のモデルに採用される傾向があります。
ポリッシュベゼルのロレックス
● エクスプローラーⅠ
● オイスターパーペチュアル
● デイデイト
● ミルガウス
● エアキングなど
フルーテッドベゼル
フルーテッドには「溝が作られた」という意味があるように、ギザギザとした山型が規則的に削られたデザインのベゼルです。
一つひとつの溝ごとに光が反射し、高級感があります。
主にロレックスのドレスウォッチで採用され、女性にも人気のベゼルです。
フルーテッドベゼルのロレックス
● デイデイト
● デイトジャストなど
エンジンターンドベゼル
フルーテッドベゼルによく似たデザインのベゼルです。
エンジンターンドベゼルは、フルーテッドのような山型にとがった形状はなく、フラットな面を残しながら等間隔で溝ができています。
エンジンの回転をイメージしているといわれるデザインで、現在は使われていません。
エンジンターンドベゼルのロレックス
● 旧型・アンティークなど
ファインリーエンジンターンドベゼル
エンジンターンドベゼルにある溝の間隔が広くなったようなデザインです。
5分刻みにあるインデックスの放射線状にフラットな鏡面仕上げが施され、それらの間を埋めるように細かい線状で溝が彫られています。
ファインリーエンジンターンドベゼルは、現在では使われていません。
ファインリーエンジンターンドベゼルのロレックス
● 旧型・アンティークなど
バーク仕上げベゼル
バークには「樹皮」という意味もあり、樹皮のような細かい線状の刻みが全体に施されています。
バーク仕上げにより光の反射が強まり、より高級感が増すデザインです。
現在、ロレックスではバーク仕上げベゼルを採用していません。
バーク仕上げベゼルのロレックス
● ヴィンテージのデイトジャスト
● ヴィンテージのデイデイトなど
サンダーバードベゼル
サンダーバードと呼ばれるデイトジャストに採用されているベゼルです。
サンダーバードには、双方向に動く回転ベゼルが使われており、10分から50分のインデックスに合わせて、ベゼルにも10・20・30・40・50のナンバーが振られています。
サンダーバードベゼルのロレックス
● サンダーバード(デイトジャスト)
宝飾ベゼル
宝石で飾られたベゼルです。
主にダイヤモンドが使用されることが多く、ほかにもサファイヤやルビーなどを使った宝飾ベゼルもあります。
ロレックスの中でもラグジュアリーなモデルで採用され、時計としての実用性もさることながら、宝飾品としての要素も強いです。
宝飾ベゼルのロレックス
● デイデイト
● デイトジャスト
● GMTマスターⅡほか
タキメーターベゼル
クロノグラフ搭載のモデルに使われているベゼルです。
もともとレーサーが使用するために開発され、クロノグラフ機能と併用することで速度が測れます。
一般人にとってはとくに必要としないタキメーターベゼルですが、機械的なデザインやクラスアップする雰囲気が人気です。
タキメーターベゼルのロレックス
● コスモグラフデイトナのみ
回転ベゼル(逆回転防止)
ダイバーズモデルに採用されているのが、逆回転防止タイプです。
水中でダイバーが、時間の経過でボンベ内の酸素量を確認するのに利用します。
時間経過のミスを防ぐために、あえて逆回転防止機能が付けられました。
回転ベゼル(逆回転防止)のロレックス
● サブマリーナー
● シードゥエラーなど
回転ベゼル(双方向回転)
両方向に回転するベゼルで、時計の針に合わせてシンプルに時間経過を測れます。
航空パイロットのために開発されたGMTマスターにおいては、24時間針に合わせて第2タイムゾーンの確認も可能です。
また、旅先と母国の時間が一目でわかるので、海外旅行の際は便利に使えるでしょう。
回転ベゼル(双方向回転)のロレックス
● GMTマスター
● ヨットマスター
● サンダーバードなど
ロレックスの性能を高めるベゼル
ロレックスは、ベゼルによって、より性能の高いモデルを生み出しているといってもよいでしょう。
装飾的な役割のものや機能性を高めるものなど、ロレックスのベゼルは多種多様に展開されています。
普段、何気なく接していたロレックスのベゼルには、さまざまな意味があるのですね。
この記事を読んでいる方の中には、ロレックスをお持ちの方が多くいらっしゃるでしょう。
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