五輪ブーム再燃!「長野オリンピック記念切手」の価値
目次
「オリンピック記念切手」とは?
オリンピック記念切手とは、オリンピック開催を記念して発行された切手のことです。
日本開催のオリンピック記念切手で一番有名なものは、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピック記念切手ですね!1972年(昭和47年)札幌オリンピック、1998年(平成10年)長野オリンピックにも、それぞれ記念切手が発行されています。
今回はその中から、長野オリンピック記念切手の価値などについてご紹介します!
1998年開催「長野オリンピック」記念切手とは
長野オリンピック記念切手とは、1998年(平成10年)に開催された「第18回オリンピック冬季競技大会」を記念して発行された特殊切手です。
正式には『長野オリンピック冬季競技大会記念郵便切手』といい、日本郵便より1998年2月5日から同年の3月31日まで発行されました。発行部数は5000万部(10種連刷)で、80円切手と50円切手がそれぞれ5枚ずつ、1枚の小型シートにまとめられています。
「長野オリンピック冬季競技大会記念郵便切手」の図案
・80円切手(競技)
1998年の長野オリンピックで行われた競技種目5種(スノーボード、カーリング、スピードスケート、クロスカントリースキー、アルペンスキー)が選定されています。
・50円切手(植物)
五輪カラー(青、黄、黒、緑、赤)を基準に、長野オリンピックに関わりのある5種の花(ミヤマリンドウ、リュウキンカ、クロユリ、ヤマシャクヤク、カタクリ)が選定されています。
「長野パラリンピック冬季競技大会」記念切手も発売
長野パラリンピック冬季競技大会の記念切手も同時期に発行されました。
こちらは80円切手と50円切手がそれぞれ1枚ずつセットになったシートで、発行部数は2000万部(2種連刷)です。80円切手の競技はアイスレッジホッケーが、50円切手の植物にはシラネアオイがそれぞれ描かれています。パラリンピックのマークも入っています。
アイスレッジホッケーとは、下肢などに機能障害のある選手が対象で、スケートの刃のついたそりに乗って行うアイスホッケーのことです。
1997年には寄付金付き切手も発売
長野オリンピックの開催前年にあたる1997年には、東京オリンピックの時と同じく「寄付金付き切手」も発行されました。
寄付金付き切手とは、郵便切手の額面に寄付金を上乗せした価格で発行される切手のことです。長野オリンピック冬季競技大会が、円滑に準備および運用するための資金を広く国民に募る目的で発行されました。
長野オリンピックの寄付金付き切手は額面の所に「80+10」の表記がありますが、これは切手の額面が80円で、10円が寄付金という意味です。切手のイラストには「エンブレムと競技」、「スノーレッツ」と呼ばれるマスコットキャラクターが描かれた2種があります。
1997年(平成9年)2月7日から同年3月6日まで発行、発行部数は4000万部(2種連刷)です。
長野オリンピック記念切手の価値
長野オリンピック記念切手の価値ですが、結論から言うと買取価値は基本的に額面ベースです。
理由としては、長野オリンピック記念切手はどの種類も発行枚数が非常に多い上に、未使用や美品の状態のものが多く存在するため、希少性が低く特別な価値が付かないからです。
しかし五輪ブームにより世間では今、オリンピックに関する記念切手や記念コインにも高い関心が集まっています。長野オリンピックの記念切手をお持ちなら、少しでも高く売れるうちに、切手買取店などに買取を依頼するのも一つの手段です。
シート1枚あたりの買取価格はしれているかもしれませんが、長野オリンピックの切手シートを複数枚お持ちであれば、まとめて切手買取店に売ることで買取価格も期待できます。
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