【アサルフィ金貨】ネパール王国の野生生物の金貨4種セット(1998年)の特徴や価値
今回は1998年に「ネパール王国」で発行された「ネパール王国の野生生物の金貨」4種セットの特徴や詳細について紹介します。「アサルフィ金貨」として発行された同金貨は発行枚数も少なく、古銭買取市場でも高値が付きやすい金貨セットです。
目次
ネパール王国の野生生物の金貨4種セット(1998年)とは
「ネパール王国の野生生物の金貨」の4種セットは、1998年に「ネパール王国」で発行された記念硬貨です。時期としてはネパール王国の第12代国王「ギャネンドラ・ビール・ビクラム・シャハ」の「シャハ朝(ゴルカ朝)」となります。
こちらの金貨の分類は「アサルフィ金貨(Asarfi )」です。アサルフィ金貨は20世紀の中頃からネパール王国で発行されてきた金貨であり、同金貨にも「Asarfi」の文字があるようにその多くは記念硬貨として発行されています。
ネパール王国(1768年から2008年)は南アジアに位置する立憲君主制国家で、インドと中国(チベット)に挟まれた山岳地帯にあります。金貨が発行された1998年頃は、ネパール王国が政治的変革と経済的発展の途中にある時代でした。
ネパール王国の野生生物の金貨4種セット(1998年)の特徴
今回取り上げた「ネパール王国の野生生物金貨4種セット」は、カラーコインが特徴的な金貨です。この年に発行された金貨以外にも、ワイルドライフシリーズとしてさまざまなデザインの古銭が存在します。
同金貨は直径約23mm、重量約7.78g(1/4オンス)で、品位99.99%の純金製です。発行枚数も「2,000枚」と非常に数が少ないため、希少性のある金貨です。
表面デザインは、「親子の象(Elephants)」「虎(Tiger)」「サイ(Rhinoceros)」「木に登っているヒョウ(Leopard)」がカラーでそれぞれ描かれており、裏面は共通でネパール王国の伝統的なデザインが施されています。
ネパール王国の野生生物の金貨4種セット(1998年)の買取価格アップのコツ
ここからは「ネパール王国の野生生物の金貨シリーズ」を買取業者に出したときに、少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。
セット品を揃えておく
今回の金貨(ネパール王国の野生生物の金貨)のようなセットになっている記念硬貨は、可能な限りセット品を揃えておき、まとめて買取に出すのがオススメです。一枚ずつ売るよりもセットで売ったほうが高値になりやすい傾向にあります。
また、解説書や証明書、専用ケースなどがある場合にはそれらも一緒に出せるように保管しておくと良いでしょう。
売るタイミングを逃さない
金相場は変動するため、高値で売るためにはタイミングが重要です。金価格が高い時期を狙って売ることで、より高い利益を得られます。とくに、純度の高い金貨は高騰している時期に売るのが良いでしょう。
また、定期的にキャンペーンを行っている買取業者もありますので、そのタイミングを利用して売ることで高く買い取ってもらえる可能性が高まります。
外国の価値ある金貨セットは「福ちゃん」に売る
金貨セットを高く売るためには買取業者選びも重要です。買取実績の多い業者や古銭買取に強い業者を選ぶのが良いでしょう。
福ちゃんでは知識豊富な査定士が在籍し、古銭買取に力を入れています。外国の価値ある金貨セットを少しでも高く売りたい場合には、福ちゃんの古銭買取サービスを利用しましょう。
まとめ
ネパール王国は立憲君主国になったことで2008年にネパール連邦民主共和国となりました。「エベレスト」がある、ヒマラヤ山脈が有名な国でもありますね。
ネパールは自然豊かな国で、今回の金貨デザインに取り上げられているような野生動物も多く生息していることで有名です。
そして、経済では一人当たりのGNPが毎年伸びてきている側面もあり、今後の発展が非常に期待できる国でもあることから、世界のコイン蒐集家や投資家からも同国のコインが徐々に注目を集めています。
1998年に発行されたネパール王国の野生生物の金貨4種セットは、純度の高い金貨のため地金価値もあり、発行枚数が少ないことから希少性の側面からも付加価値が期待できます。そのため、古銭買取に出しても高値が付きやすい金貨セットといえるでしょう。