ロレックスにギャランティカードがない！買取はできる？

「ロレックスの時計を持っているけれどギャランティカードがない！買取は無理？」
ロレックスはギャランティカードが重要と言われています。

そのため、なくしたり元々ギャランティカードのない中古品を買ったりした方は、価値がないのかと不安になりますよね。

そこで今回は、ギャランティカードがないロレックスの買取についてお話ししていきます。買取に影響のある付属品についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ロレックスのギャランティカードとは？

ロレックスのギャランティカードとは、いわゆる保証書のこと。
正規店で購入する際に発行され、本物のロレックスであると証明するものです。

それゆえに大変重要視されています。

たとえ本物のロレックスであっても、証明書があるとないとではさまざまな局面で大きな差が生じるでしょう。

ちなみに、紙ではなくプラスチック製のカードタイプ（※）のため「ギャランティカード」と呼ばれています。

また、ギャランティカードがあると保証期間内に修理保証が受けられます。

現行のロレックスには5年間の保証期間が設けられており、この期間であればオーバーホールも無料です。修理だけでなくメンテナンスを受けるためにも、ギャランティカードはなくさないよう大切に保管しておきましょう。

※1980年代～2006年ころまでは紙の保証書

ロレックスにギャランティカードがないとどうなる？

ギャランティカードのないロレックスは、以下のような影響を受けます。

● 保証期間内の修理が有料になる
● 買取の査定額に響く

一つひとつ見ていきましょう。

保証期間内の修理が有料になる

ギャランティカードがないと保証期間内の修理保証が受けられず、自費で賄う必要があります。ロレックスは、定期的にオーバーホールを行うことで良い状態を保つことが可能です。

使用頻度にもよりますが、潤滑オイルやパッキンの寿命などを考慮すると4～5年に1度はオーバーホールを行うのが良いと言われています。

オーバーホールを自費で行う場合、ロレックス正規店だと65,000円～110,000円台などモデルにより幅はあるものの高額です。

さらに、部品交換があれば部品代がプラスされます。

以上を考慮しても、ギャランティカードは大切に保管しておくのがおすすめです。

買取の査定額に響く

ギャランティカードがないロレックスは、ギャランティカードのあるロレックスよりも査定額が低くなるのが一般的です。

信頼性の面からも、ギャランティカードのあるロレックスを欲しがる人が多いのも理由のひとつ。特に投資目的で購入する人はギャランティーカードにこだわる傾向が強く、ギャランティカード付きの方が人気です。

査定額の影響は状況によりさまざまで、数千円から数万円の差もあれば数十万円の違いなども。モデルや状態、為替相場など査定のタイミングにより差があります。

いずれにせよ、少しでもロレックスを高く買取してもらうなら、ギャランティカードはあった方がよいに変わりはありません。

ギャランティカードの再発行はできる？

ロレックスのギャランティカードは時計1本に対して1枚のみ発行され、再発行はできません。

再発行をしないのは、第三者による不正利用やトラブルを防ぐためといわれています。また、ギャランティカードの名義変更も不可能です。

どのような事情があっても再発行はしてもらえないので、ギャランティカードをお持ちの方は大切に保管してください。

ロレックスのギャランティカード以外の付属品

ここからは、ギャランティカード以外の付属品についてお伝えしていきます。

投資目的やコレクション目的で購入する人にとって、付属品も重要なアイテムです。査定に影響する付属品もありますので、しっかりチェックしておきましょう。

箱

ギャランティカードほどの重要性はないものの、箱も捨てずに保管しておくのをおすすめします。

ロレックスのコレクターは、箱も時計の一部として扱う傾向が強いからです。

ただし箱があるからと言って、査定額がぐんと上がることはありません。
反対にない場合でも、ぐんと下がる心配は少ないでしょう。

ないよりはあった方がよいという認識です。

説明書

説明書も、なるべく保管しておきましょう。
なくしてしまったら、査定額が数千円下がる可能性があります。

また、現在ロレックスでは紙の説明書と並行して、公式ホームページからPDFユーザーガイドをダウンロードするスタイルも採用。今後はコスト削減やSDGsの観点から、説明書が廃止されることも考えられます。

説明書が希少なアイテムになる可能性も、ゼロではないでしょう。

コマ

ブレスレットの調整などで外したコマも、大切に保管しておくと査定に有利です。
特に金のコマをなくしてしまうと、査定額が数万円以上も下がる場合があります。

ステンレスのコマは数千円程度の減額が一般的ですが、超人気モデルのデイトナの場合は査定額に大きく響く可能性が高いです。

その他

そのほかの付属品として、以下のものがあります。

● タグ
● ベゼルケース
● 保証書ケース
● 正規サービスセンターの修理明細
● 国際サービス保証書

この中では、 正規サービスセンターの修理明細と国際サービス保証書があると査定額が少し上がる可能性があります。

いずれもロレックスの付属品は、ないよりもある方が査定には有利です。

ギャランティカードなしのロレックスは買取できる？

ギャランティカードのないロレックスの買取は、信頼のおける業者に相談するのをおすすめします。

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