【Year of the Dragon】ドラゴン干支金貨(2012年銘)の特徴や市場価値を解説
今回は2012年にオーストラリアで発行された「ドラゴン干支金貨」の特徴や古銭買取市場における価値になどについて紹介します。「Year of the Dragon」と呼ばれる同金貨は干支金貨シリーズの一つで、コイン蒐集家からも人気がある古銭です。
目次
ドラゴン干支金貨(2012年銘)とは
「Year of the Dragon」と掲げられたドラゴン干支金貨は、2012年にオーストラリアで発行された記念硬貨で、干支にちなんだデザインが特徴です。
オーストラリアのパース造幣局(Perth Mint)が発行している干支金貨は、ルナーシリーズ(Lunar Series)と呼ばれる一連の金貨・銀貨です。このシリーズは、中国の伝統的な太陰暦である干支(十二支)を題材にしており、各年に対応する干支の動物を金貨や銀貨にデザインしています。
パース造幣局はこのルナーシリーズの金貨・銀貨を発行しており、シリーズは時期によって分けられます。今回の干支ドラゴン金貨(Year of the Dragon)はルナーIIシリーズ(Lunar Series II)の金貨です。
ドラゴン干支金貨(2012年銘)の特徴
2012年のドラゴン干支金貨は、「フォアナインプラス」と呼ばれる最高純度(99.99%以上)となっていて、これは金資産としても重宝されることの多いメイプルリーフ金貨と同じ品質です。
表面にはエリザベス二世の肖像が発行年銘(2012)、額面とともにデザインされています。裏面には中央に力強く舞うドラゴンと「龍」「Year of the Dragon」の文字がデザインとなっています。
・品位:金99.99%(K24純金)
・重量:約31.112g
・直径:約39.34mm
・厚さ:約2.50mm
・額面:100豪ドル
・発行年:2012年銘
・発行国:オーストラリア
ドラゴン干支金貨(2012年銘)の買取価格アップのコツ
ここからは、ドラゴン干支金貨を買取業者に売る際に、高く売るためのポイントを詳しく説明していきます。
専用ケースなど付属品の有無
干支金貨を買取業者に売る際、付属品と一緒に査定に出すことが大切です。
付属品とは、元々の化粧箱や保証書、説明書などのことを指します。これらの付属品が揃っていると、コレクターの価値が上がり、査定額も高くなることが期待できます。
特に、保証書や認証書は金貨の真贋や品質を証明する重要な書類ですので、忘れずに持参しましょう。
古銭の状態は最重要項目
金貨の状態が良いほど、買取価格も高くなる傾向があります。金貨の状態を保つためには、指紋や汚れが付かないよう取り扱いに注意することが大切です。
また、保管する際には、湿気や温度変化の影響を受けにくい場所を選び、金貨を傷つけないように専用のケースや袋に入れて保管しましょう。金貨の表面にキズや汚れがあると、査定額が下がる可能性があるため注意が必要です。
古銭買取に強い買取業者を選ぶ
干支金貨の買取を行う業者は数多く存在しますが、少しでも高く売るためには買取実績の多い専門業者を利用することがポイントです。
古銭買取に強い買取業者は干支金貨の市場価値や需要を正確に把握しており、適切な査定額を提示してくれることが期待できます。また、専門業者は金貨の状態や付属品に対する評価も含むため、きちんと手入れされた金貨を高く評価してくれる可能性があります。
買取業者を選ぶ際には、インターネットでの口コミや評判をチェックし、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。また、査定額に納得がいかない場合は、複数の業者に査定してもらうのも一つの方法です。
福ちゃんでは古銭買取の知識豊富な査定士が在籍しているため、干支金貨や外国の古い金貨などを少しでも高く売りたいとお考えの際はお気軽にご相談ください。
まとめ
今回のドラゴン干支金貨(Year of the Dragon)のような干支の金貨・銀貨は、コレクターや投資家に非常に人気があります。
これは、毎年変わるデザインと限定生産数による希少性が魅力となっているためです。また、金貨は99.99%の純金(24金)、銀貨は99.9%の純銀で作られており、品質にも定評があります。
純度の高い金貨ということに加えて、干支の中でも人気の高いドラゴンのデザイン、枚数限定発行という希少性、これらを複合的にみても古銭買取市場において入手しづらい金貨の一つで、状態が良ければ高価買取に期待できるといえるでしょう。