ライカ M-A (Typ 127) ブラッククロームとは?特徴・価格まとめ
今回は、ライカ(Leica)が製造・販売するフィルムカメラ『ライカM-A(Typ127)ブラッククローム』についてまとめています。歴史あるカメラメーカーであるライカは、多くのメーカーがデジタルカメラをメインに製造している中、フィルムにも深いこだわりを持ってさまざまな製品を世に送り出しています。
ライカM-A(Typ127)ブラッククロームもそのひとつですが、その具体的な特徴としてはどんなことが挙げられるでしょうか。また、価格に関してもまとめてみました。
ライカ M-A (Typ 127) ブラッククロームの特徴
ライカM-A(Typ127)ブラッククロームは「写真撮影の本質に立ち返る」というコンセプトを掲げた製品です。純粋な“機械式”のカメラであり、バッテリーが必要な機構は一切搭載されていません。
機械がしっかり動きさえすれば、いつでもどこでも美しい写真を撮ることができます。
近年主流となっている、背面モニターを見ながら撮影を行うことができるデジタルカメラとは異なり、光量の調整などのこまごました作業はすべて撮影者が自分で行う必要があります。しかし、ライカは「本来はそれこそが“写真を撮る”ということだったはずだ」という理念のもと、必要最小限の機能だけをシンプルなフォルムに込めた硬派なカメラを作り上げました。
また、印象的な“黒”が映える金属製のボディは、ライカの熟練の職人が手作業で加工しているのがポイント。人の手によって緻密に組み上げられたカメラということで、高い耐久性を誇ります。
さらに、そのシンプルで美しいフォルムもまたライカM-A(Typ127)ブラッククロームならではの特徴です。
ライカの伝統に根差した洗練された姿をしており、その点がファンの心をくすぐります。
ライカ M-A (Typ 127) ブラッククロームの価格
ライカ M-A (Typ 127) ブラッククロームは現在、さまざまな通販サイトで購入することが可能です。
代表的な通販サイトではいかほどの値段がついているのか、見てみましょう。
- ✔︎【楽天市場】715,000円
- ✔︎【ヨドバシカメラ】715,000円
- ✔︎【ヤフーショッピング】679,250 円
上記のように、2022年10月現在は70万円前後が相場といえる状況です。
なお、ここで紹介している価格は、正確には「ライカ M-A (Typ 127) ブラッククローム ボディ」で、レンズのついていないボディのみのものとなっています。
まとめ
今回は、ライカの『ライカM-A(Typ127)ブラッククローム』についてまとめてみましたが、いかがでしょうか。
ライカが“無駄な要素”と呼ぶ最近のカメラの便利な機能を極力そぎ落とし、可能な限りシンプルな“写真を撮る”という行為に特化させたカメラであり、初心者にはなかなか扱いが難しい点はネックといえます。
しかし、デザインの美しさもあって多くの人を魅了しており、高い価値を誇るカメラでもあります。