【初心者向け】エレキギターの選び方・4つのポイントをチェック!

エレキギターはデザイン以外にもさまざまな種類があります。初心者の場合、どのエレキギターが扱いやすいのか、自分が演奏したいジャンルに合っているのかが分からないという方は多いでしょう。エレキギターを購入する際は、種類に加えてピックアップのタイプや予算、ブランドなどから好みに合ったものを選ぶのが一般的です。

そこで今回は、初心者向けにエレキギターの選び方とポイントをご紹介します。エレキギターの選び方を知って、満足のいく商品を見つけましょう。

1. エレキギターの選び方(1)種類で選ぶ

エレキギターの選び方(1)種類で選ぶ

  • ・ストラトキャスター
  • ・レスポール
  • ・テレキャスター
  • ・ジャガー
  • ・ムスタング
  • ・ジャズマスター
  • ・SG

「好きなギタリストと同じモデルのギターが欲しい」
「材質にはこだわりたい」

など、エレキギターの選び方は人それぞれですが、種類で選ぶのも1つの方法です。

初心者の方におすすめの種類は、上記の通りです。

特に重視したいポイントなど優先順位を決めた上で、自分好みのエレキギターを選びましょう。以下では、エレキギターの種類を7つご紹介します。

ストラトキャスター

フェンダー社が開発したストラトキャスターは、初めてエレキギターを購入する方に人気が高いモデルです。角が生えたようなブルカッタウェイというデザインを採用し、ハイポジションでも弾きやすいのが特徴です。

3つのシングルコイルピックアップを搭載しており、シャープなサウンドが楽しめます。カラーバリエーションも豊富なので、初心者の方はまずストラトキャスターを探してみるとよいでしょう。

レスポール

レスポールは老舗メーカーのギブソン社が販売しているモデルで、ストラトキャスターと並んで初心者に人気のモデルです。丸みを帯びた美しいデザインと、パワフルなサウンドが特徴です。

ハムバッカー・ピックアップが2つ搭載されており、ノイズが軽減されます。太く甘いサウンドが出るため、ロックやハードロックなどの激しい曲を演奏したい方におすすめです。

テレキャスター

1950年にフェンダーから販売された歴史の長いエレキギターで、現在流通しているエレキギターの形の基本にもなっています。

軽めのボディと歯切れの良いキレのあるサウンドが特徴で、音色は高音域が比較的強めです。シングルコイルピックアップを2つ搭載しており、クリアで繊細なサウンドと力強いサウンドを両立させてくれます。それほど重くないので、ギターボーカルに人気です。

ジャガー

フェンダー社の最上位機種として、ジャスマスターをベースに作られたエレキギターです。一度生産が中止されたものの、特定のジャンルの地位を得て再生産されています。

ジャガーは、立った状態でも座った状態でも安定して演奏できるよう計算されたボディと、エッジの効いた鋭いサウンドが特徴です。一部のモデルにはミュート機能がついており、多彩なサウンドを出せるのはジャガーの魅力と言えます。

ムスタング

フェンダー社のスチューデントモデルとして、1964年から販売を開始したエレキギターです。小ぶりで可愛いデザインが特徴で、女性や手が小さな子どもにも人気のモデルです。

小ぶりのボディで、やや低音が弱く高音寄りのサウンドが特徴です。ピックアップやビブラートユニットが持つ特性によってサウンドが暴れやすくなっています。その特性をも愛おしく感じさせてくれるのが、ムスタングの魅力です。

ジャズマスター

ジャズマスターは、フェンダー社が1958年に発表したエレキギターです。その名の通り、ジャズに対応できるギターとして開発されましたが、現在は幅広いジャンルの音楽に使用されています。

左右の形状が非対称なオフセットボディを採用しており、身体にフィットしやすく安定感に優れているのが特徴です。ジャズシーンを意識した太くて甘いサウンドから澄んだ高音まで、さまざまな音色を奏でてくれます。

SG

SGは、レスポールの後継機種にあたるギブソンのエレキギターです。レスポールの弱点とされていた重さやハイフレットの弾きにくさが改良され、初心者の方にも扱いやすくなりました。

中音域の太いトーンと軽量化されたボディは、ステージで大きなパフォーマンスをするロック系のジャンルと相性抜群です。軽量ゆえにヘッド落ちしやすい難点もありますが、「支えながら弾くのがいい」と感じるプレイヤーには最高のギターです。

2. エレキギターの選び方(2)ピックアップのタイプで選ぶ

エレキギターの選び方(2)ピックアップのタイプで選ぶ

  • ・シングルコイル
  • ・ハムバッカー

エレキギターには、「ピックアップ」というパーツが搭載されています。ピックアップとは弦の振動を電気信号に変える装置のことで、弦の真下に埋め込まれています。弦の音を拾うマイクの役割を担う重要なパーツです。

ピックアップにはさまざまなタイプがあり、特徴によって出音が変わるので、エレキギターを選ぶ際には必ずチェックしておきたい部分です。

現在、エレキギターに搭載されているピックアップの大半は、次の2種類に分類されます。

それぞれ、どのような特徴があるのかを解説します。

シングルコイル

フェンダー系のエレキギターで主に使われているピックアップです。一列のポールピースにコイルが巻かれていて、弦振動を一か所で拾います。歯切れが良く、透き通るようなクリアなサウンドが特徴で、特に高音域の繊細な表現に優れているのが魅力です。

コードプレイやカッティングプレイで力を発揮する反面、ノイズを拾いやすい弱点があります。

ハムバッカー

ギブソン社のエレキギターで主に使われているピックアップです。ハムバッカーは、シングルコイルがノイズに弱いという点を改善する意味で生まれた側面もあり、ノイズには強い構造となっています。

太く重圧感のあるサウンドが特徴で、低音の効いた太い歪みを生み出せます。そのため、ハードロックやメタル系のジャンルとの相性が良好です。シングルコイルと比べてノイズに強い一方で、透き通ったクリアな音は出しにくい面もあります。

3. エレキギターの選び方(3)予算で選ぶ

エレキギターの選び方(3)予算で選ぶ

初めてギターを購入する場合、「購入費用を抑えたい」という方も多いでしょう。現在、ギターの製造技術は進化しているので、安いものでも十分満足できますが、3万〜5万円程度はみておきましょう。

小型のアンプや小物などが一通りセットになった初心者向けセットもあるので、予算に応じて検討するのがおすすめです。

中級者以上なら、10万円程度のギターがおすすめです。この価格帯のギターは、ピックアップやペグなど、初めからクオリティの高いパーツを使っています。

4. エレキギターの選び方(4)ブランドで選ぶ

エレキギターの選び方(4)ブランドで選ぶ

  • ・フェンダー(Fender)
  • ・ギブソン(Gibson)
  • ・エピフォン(Epiphone)
  • ・ヤマハ(YAMAHA)

有名なギターブランドが展開しているモデルは、品質が安定しています。

ここでは、有名ギターブランド4社の特徴を紹介します。

エレキギターの種類について詳しくはこちら↓↓
エレキギターの種類|選び方・主要メーカーも紹介!

フェンダー(Fender)

ストラトキャスターやテレキャスターなどを開発した、世界的に有名な大手ギターブランドです。フェンダーのエレキギターの多くは、内部が空洞になっていないソリッド構造のボディを採用しています。

ギブソン(Gibson)

フェンダーと並ぶ世界的に有名なギターブランドです。業界に先駆けて自動チューニングシステムを搭載した「ロボットギター」を開発するなど、先端技術の開発にも熱心です。味のあるデザインはギブソンの魅力と言えます。

エピフォン(Epiphone)

エピフォンはギブソンの傘下のギターブランドです。ギブソンと比べて安価でありながら、高品質な点が特徴です。「あまりコストをかけられない」という方におすすめです。

ヤマハ(YAMAHA)

ヤマハは、日本の大手楽器メーカーです。シンプルで癖が少ないので、演奏ジャンルを問いません。人気のPACIFICAシリーズはコストパフォーマンスに優れており、初心者の方から高い支持を集めています。

まとめ

初心者の方がエレキギターを選ぶ場合、種類・ピックアップのタイプ・予算・ブランドで優先順位をつけましょう。重視する項目に応じたエレキギターの中からギターを探すことで、より自分好みの商品を見つけられます。

エレキギターは比較的安価なものも多く、初心者であれば予算は3万~5万円程度の商品でも十分に満足できます。中級者や本格的にエレキギターを楽しみたい方は、10万円程度の商品から好みの1本を選ぶのがおすすめです。

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