FUJIFILM X-T200とは?特徴・価格まとめ
今回は、富士フイルム(FUJIFILM)のミラーレス一眼カメラ『FUJIFILM X-T200』について取り上げます。
2020年1月には販売がスタートしたものの、同年のうちに製造中止となり、現在では新品で購入することが難しくなっているカメラですが、発売当時は従来の富士フイルムのカメラにはなかった大胆な特徴を持たせたカメラということで少なからず話題を呼んだほか、初心者向けのエントリーモデルでありながら贅沢な機能を搭載しているところも高く評価されました。
今回の記事では、そんなFUJIFILM X-T200の特徴や価格についてまとめてみました。
FUJIFILM X-T200の特徴
FUJIFILM X-T200は、2020年に発売された富士フイルムのミラーレス一眼カメラ。当時、「Xシリーズ」の最新機として期待とともに発売されました。
ちなみに、富士フイルムの「Xシリーズ」は、FUJIFILM X-T200を含む「X-Tシリーズ」をはじめ、「X-Proシリーズ」「X-Hシリーズ」「X-Eシリーズ」そして「X-Aシリーズ」といった種類に分かれています。
さらに、同じX-Tシリーズでも、「X-T4」「X-T30」そして「X-T200」と分かれており、数字のケタ数によって対象が異なります。1ケタの「X-T4」はプロやハイアマチュア向け、2ケタの「X-T30」はミドルアマチュア向け、そして3ケタの「X-T200」は初心者向けとなっています。
ただし、初心者向けといえばプロ向けやミドル向けに比べて機能性が劣っていると思われてしまいがちですが、X-T200は単なるエントリーモデルではなく“プレミアムエントリーモデル”と呼ばれるほど機能性に優れており、プロ向けやミドルアマチュア向けのカメラと比べても遜色ありません。
- ・大型ワイドモニターを搭載
- ・写真の多彩な仕上がりが実現
最も大きな特徴は、背面モニターのサイズ。X-T200の前に出た『X-T100』が3.0型/約104万ドットというサイズだったのに対して、こちらのカメラは3.5型/約276万ドットへとスケールアップしています。
大幅に見やすくなり、よりスムーズな写真撮影が可能になっている点がポイントといえるでしょう。
また、アート写真のような仕上がりにすることができる「アドバンストフィルター」や、より鮮明な仕上がりにすることができる「クリアフィルター」など、フィルター機能が充実。多彩な写真を撮れるのが魅力となっています。
そのほか、ハイレベルな「低照度AF性能」を搭載しているのもポイントのひとつです。
低照度AF性能とは、照明が乏しく暗い場面でもしっかりオートフォーカス(AF)機能が作動するというもの。夜間やアウトドアなど暗い環境で人物写真を撮るときに、便利な機能といえるでしょう。
FUJIFILM X-T200の価格
2022年現在、FUJIFILM X-T200は製造が終了しているため、基本的には中古品を購入することになります。ちなみにヨドバシカメラでの販売終了時の価格は77,000円でした。
では、大手のAmazon、楽天市場での価格を見てみましょう。
- ・【Amazon】138,000円
- ・【楽天市場】148,000円
こうして見ると、販売時の価格に比べると高い値段で売買が行われていることがわかります。
FUJIFILM X-T200は2020年の1月に販売がスタートし、同年の秋には見かけなくなっていったという経緯があり、おそらく販売数がそれほど多くなかったものと思われます。
そのため、希少価値も加味され、中古価格が高くなっているのでしょう。
いずれにせよ、現在でもそれなりに需要が高いカメラであることがわかると思います。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、富士フイルムの『FUJIFILM X-T200』についてまとめてみました。
2020年に発売され、同年中には製造が中止されてしまったカメラであり、中古市場ではもとの価格の2倍程度の値段が付いていることがポイントとして挙げられます。
発売当時はその優れた機能性で話題を呼んだものの、思ったほどの売れ行きがなかったことがディスコン(製造中止)の原因であるという分析がなされているようです。
ぜひ参考にしてみてください!