KPMベルリンの人気シリーズについて
KPMベルリンは1763年の創業以来、多彩なシリーズを発表しています。
日本ではそれほど知名度が高いブランドではないものの、海外では高級食器ブランドのひとつとして多くのファンを抱えており、KPMベルリンならではの上品な雰囲気が魅力的な各シリーズはそれぞれ世界的な人気を誇っています。
ここでは中でも特に知名度が高く、高価買取が期待できる代表的なシリーズを紹介します。
クアランド
KPMベルリンの代表作のひとつである「クアランド」。
誕生したのは1870年で、クールラント公爵に注文されたデザインがシリーズ化したものとされています。
「クアランド」の特徴は食器を縁取っている「リボンカーテン」です。
また、花柄のデザインが施されたアイテムが印象的なのもポイントといえるでしょう。繊細に描かれた花柄が魅力的な「クアランド」は、世界中の女性を中心に多くのファンを獲得しています。
女性人気が高い「クアランド」ですが、日本国内で輸入食器を扱っているお店でも「入手が難しい」としているシリーズで、あまり市場出回ることはありません。
そのため希少性が高く、買取価格も高めになるといいます。
ロカイユ
国王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世によって名付けられた「ロカイユ」。
特徴は美しい草花をモチーフにしたレリーフと、控えめかつ繊細に描かれた花模様です。こちらのシリーズは1760年代に考案されたデザインで、今も当時のデザインを職人たちが守り続けています。
しかしながらこの「ロカイユ」も生産数が限られているため、日本では「新品を購入するのが難しい」のだとか。
なお、同シリーズには絵付けがない「白磁ロカイユ」も存在しますが、高価買取が期待できるのは絵付けがある方だとされています。
ウルビノ
1931年に登場した「ウルビノ」。
そのデザインは、ドイツで美術を学んだトルーデ・ペトリが手がけています。
KPMベルリンといえば「ロココ調の洋食器」を思い浮かべる方が多いと思いますが、この「ウルビノ」は、「究極のシンプル」を追求したシリーズで、一見するとKPMブランドとわからないようなデザインにも感じられます。
そんな「ウルビノ」ですが、1937年に開催されたパリ万国博覧会ではグランプリを受賞。アメリカのニューヨーク近代美術館では「永久コレクション」に指定されるほど、高い評価を得ています。
日本では輸入食器代理店などを通じて「白磁の白一色」の「ウルビノ」を購入することができますが、ヨーロッパでカラフルな「ウルビノ」も販売されています。
希少性の高いカラーや状態のいいものであれば高価買取も夢ではありません。
KPMベルリン買取なら福ちゃんへ
今回はKPMベルリンの人気シリーズ、『クアランド』『ロカイユ』『ウルビノ』について紹介させていただきました。
いずれもKPMベルリンの食器の中でも、高い人気を誇ります。
さらに希少性も加わることで、高価買取が期待できる代表的なシリーズです。
もしKPMベルリンの売却をご希望であれば、なんなりとご用命ください。
KPMベルリンの買取実績が豊富な福ちゃんでは、お客様が大切にされてきた食器の高価買取に、どこよりも自信があります。