ルイヴィトン買取なら福ちゃんへ。
ルイヴィトンのお品物なら高価格でお買取します。

ルイヴィトン(Louis Vuitton)の歴史

その歴史は、1854年、荷造り用のトランクを手がけていたルイ・ヴィトンがパリのカプシーヌ通りに世界初の旅行用鞄専門店を開業したことから始まります。 その後、1859年にはアニエール＝シュル＝セーヌにアトリエを開設し、これまでにない多種多様なトランクを次々と考案し、製作していきます。
特に、積み重ね可能な平蓋トランクや、軽量で持ち運びやすい防水加工を施したトランクが話題を呼んで人気を博します。
こうして着実にその知名度を上げていった「ルイヴィトン」は、ついに1885年、ロンドン・オックスフォード通りに店舗を構え、初の海外進出を果たします。

しかし、人気が高まるにつれて増加したのが、ルイが手がけたトランクを模倣した偽造品です。市場に出回る偽造品対策としてこれまでと違った布地を使用するも、偽造品の流通が止まることはありませんでした。
そんな状況を打破したのが、ルイの息子であるジョルジュ・ヴィトンです。
1888年に彼が考案した、「登録商標ルイヴィトン」の文字が入った「トアル・ダミエ」が見事にヒットし、偽造品の流通を阻止しました。
また、トアル・ダミエはそのデザイン性の高さも評価され、1889年に開催されたパリ万国博覧会では金賞を受賞します。
しかし安心していたのもつかの間、再び市場に偽造品が出回るようになります。

1892年にルイが他界すると、ジョルジュがそのあとを継いでビジネスを進めていきます。
そして相次ぐ偽造品の流出を阻止するべく、ルイのイニシャル「LV」を入れた花と星のデザインモチーフ「モノグラム・ライン」を創作。これによって完全な商標登録がなされ、偽造品の流出を今度こそ食い止めます。
以降、モノグラム・ラインは「ルイヴィトン」のシンボルとして、現在も用いられています。

こうしてようやく偽造品の心配をすることなくビジネスを進めることが可能になった「ルイヴィトン」は、1900年以降、いっそうの躍進を遂げます。
1914年にパリ・シャンゼリゼ通りに旅行鞄専門店を立ち上げたことを機に、世界を代表するブランドとしての地位を確立させます。
また、「スティーマーバッグ」「キーポル」「スピーディ」といったアイテムを生み出し、これが大ヒットします。
特にキーポルやスピーディは現在も変わらない人気を誇っています。

1987年にはシャンパンメーカーである「モエ・ヘネシー」と合併し、新たにLMVHグループを立ち上げます。
そして「フェンディ」をはじめとする有名ブランドを傘下に加え、ビジネスをいっそう拡大させていきます。
現在はバッグや財布、アクセサリー、さらにはメンズグッズも数多く展開。世界を代表するファッションブランドとして、多くの人を魅了しています。